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 私は片山善博前鳥取県知事さんのファンなので,共著で本を出せること自体が,素直に嬉しいです(少々ミーハー的感情も入っています。それはさておき。)

 この片山さんは,スパッと知事を2期で勇退し(ああもったいない!),現職は,慶応大学の多文化市民意識研究センター教授でいらっしゃいます。

 そして,片山さんは,参院投票者のみなさんに大人気の

   「毎日えらボート,ボートマッチ」

votematch.gifの設問監修者などをなさっています
(→こちらのとおり


 その中で,今回の選挙に対する有権者の方々へ,いくつかメッセージを寄せています。
 いずれも,毎日新聞のHPに掲載されている座談会からの引用ですが,興味深い発言を紹介しておきましょう(→こちらより)。

◆民主主義社会では選挙で政権を決めるわけだから、主権者である国民が参加するのは当然だ
 ところが国民に主権者という意識が高くない
 「選挙では何も変わらない」と思っていながら、政治をどうでもいいとも思っていない。
 行政だけは良くしてもらいたいと考え、かなり多くの人が英雄待望論、水戸黄門待望論みたいな願望を持っている。議会をやっつけてほしいとかね。
 しかし議会も、自分たちが投票した結果、投票しない結果だ。やっぱり選挙で政権を作るという原則に返らないと。

◆若い人は「面白い」が一つのキーワードになっている。
 これまでの政治は面白くない。
 しかし、ボートマッチを通じて政治にアクセスすると、おそらく面白いと感じる。
 政治を考える要素が提供され、政党と自分の考えとを比較するので、今まで政党にネガティブだった人も、近づきやすくなる。逆に評価される側の政党も、自らを省みる機会になる。
 日本では事実上、初めての試みだ。

◆マニフェストは「かくあるべし」という、きれい事が多い。
 ボートマッチの個々の候補者のアンケートでは、本音がかなり出る。
 今の日本の政党は、共産党と公明党は別にして、コンビニのフランチャイズチェーンみたいなものだ。同じ看板を掲げていても、各店舗の経営者は別。

katayama.jpgボートマッチは、純粋に政策だけで勝負する
 これを試す有権者は、政策議論の中に入っていく。そこを私は評価している。
 今は、マスコミが政治の周辺情報への関心を高め過ぎている。スキャンダルとか人間関係とかがあまりに多過ぎて、純粋な政策が陰に隠れてしまっている。
 有権者の選ぶ基準は、マスコミが流す周辺情報によるイメージ形成が大きい。それも政治には必要だが、クローズアップされ過ぎて、本当の政策論争がかすんではいけない。

日本の選挙制度は、社会の実態からすごく遅れている
 普通選挙が始まったころ(1925年=大正14年)をモデルに今日に至っている。
 本当はたすきをかけなくてもいいし、手袋をしなくてもいいんだけど、やっぱりやっちゃう。自分で選挙をやったので分かるが、ひどくダサい。
 それが今の多くの若い人を選挙に引き付けない一つの理由だと思う。
 現金授受をさせないために戸別訪問を禁止しているけど、これは電話も振り込みもない時代の産物。おカネを渡そうと思ったら、今では電話で約束できるし、自動振り込みもある。
 ネットの時代になって、有権者と政治を結ぶツールは大正時代と全く違っている。新しいツールを利用することを前提にして、それに改めて規制を加えるほうがいい。

◆ボートマッチは政治教育、政治啓発に非常に大きい効果を発揮すると思う。
 今まで政治を避けてきた、無関心を装っていた人たちが「結構、面白いじゃないか」と、まじめな政策論に関心を持つ契機になる
 ただ、国政選挙の度にやっても数年に1回だから間隔が離れ過ぎる。せっかく向いた関心が途切れ途切れになると、非常にもったいない。
 選挙の間にも、この人たちの関心をつなぎ留めるような、何らかの仕掛けがあったらいいと思う。


なーるほどなあー。

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