東京の「丸の内総合法律事務所」は,誰もがよく知っている上場会社約50社を含め約100社の顧問先を持つ,立派な法律事務所です。
 私たちのようなマチ弁の事務所とは,全く仕事ぶりも(事務所のゴージャスさも)違います。

 しかし,その事務所の中堅パートナーの中野明安先生は,一緒に被災地に出向いたり,支援法改正の陳情回りをしたりしたお仲間です。
 私たちの「阪神・淡路まちづくり支援機構」の兄弟分である,東京の「災害復興まちづくり支援機構」の立ち上げの中心を担い,今も事務局長を務めておられます。
 数少ない,「災害復興弁護士」(?)のお一人なのです。

 その中野先生が,本を出されました。
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 その名も
「いますぐできるBCP
  企業のための防災と復旧のはなし」

という本です。

 中野さんのように,企業弁護士と,災害復興弁護士の両方の顔を併せ持つ弁護士だからこそ出版できた本です。

 ちなみに題目にある「BCP」というのは,「Business Continuity Plan」(事業継続計画)という意味なのだそうです。
 中野さんによると,「予防接種か何かですか?」とボケをかましたのは,私だけではないそうです。


 目次は以下のとおり,
 災害,防災,復旧,復興に関する情報満載です。
 お薦めの一冊です。
第1章 なぜいま、防災なのか、なぜいま、事業継続なのか
第2章 なぜ、なかなか対策が進まないのか
第3章 震災が起こると、人はどう行動するのだろうか
第4章 仕事中に震災が起こると、どうなるのだろうか―「ありうる話1」
第5章 仕事中の震災に備えて、どうすればよいのだろうか―「ありうる話1」の反省から
第6章 はたして仕事は復旧できるだろうか―「ありうる話2」
第7章 BCPをつくろう―「ありうる話2」の反省から
第8章 経営トップを動かすには、どうすればよいか

 カバーもいろいろ考えたそうです。
 表の表紙は明るい感じにしておきながら,本の裏側は災害モードという,面白いアイディアもこの本の「らしさ」を示しています。
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 どさくさまぎれに,ついでですけれども,
 私と片山善博さんの共著の本,
    「災害復興とそのミッション」
もどうぞよろしく(左上のバナーをご覧下さい。)