昨日の最大のニュースは,なんといっても住基ネットの欠陥について違憲判断を下した大阪高等裁判所の判決です。

 この種の違憲判断は昨年の金沢地裁以来です。
 金沢地裁の井戸謙一裁判長も,この日の竹中省吾裁判長も,現行教育基本法の下で教育を受けてきた世代の気骨のある人柄の裁判官ですが,このような勇気のある判決を下したことに,心から敬意を表したいと思います。

 まだまだ裁判所は捨てたものではありません。
 期待してよいです。


 これは,村上弁護士の言う「国家の自然治癒力」(→内容はこちら)が,まさに実現した場面といえるのではないですかね。
 先日の,東京地裁の難波孝一裁判官(日の丸君が代強制差止め判決)もそうですが,こういう英断を下したときこそ,市民は裁判所にエールを送らないといけませんよね。批判するばっかりでは,裁判官も,ひとりの「人」ですから腐っちゃいます。

 ところで,今回の判決は,最近の一連の軍事国家政策への傾向と無縁ではありません。
 判決文では,防衛庁(ああ,防衛省でしたっけ?)が,個人情報を濫用する危険についても,あえて言及しています。
     ↓