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 鹿児島県での12人全員無罪事件は,市民の方々にいろんなことを知ってもらう良い教材だったといえます。

 ◆捜査機関では,未だに,自白の強要や事件のでっちあげが横行していること
  (本件だけの特殊事情と思われるかも知れませんが,実務の弁護士からすれば,決して珍しいことではありません)

 ◆検察庁や裁判所が「人質司法」といわれる安易な逮捕・勾留を漫然と行っていること
  (そのことが,時に大きな真実発見の妨げになっているかを知るべきでしょう)

 ◆密室(=取調室)の中の出来事を検証するために多大な時間がかかること
  (取り調べの可視化」(=録音・録画)がどうして必要なのかが分かっていただけたのではないですか)

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 今回の判決について,新聞等では判決を評価する意見が大勢を占めています。
 しかし,実はこれまで裁判所は,刑罰に等しい長期拘留や,国選弁護人解任など,かなり露骨な酷い措置を取ってきた経緯があります。
 
鹿児島県弁護士会は,この事件に会員全員が一丸となって取り組み,検察庁や裁判所と,徹底的に戦ってきたわけですが,判決が出て即日,次のような会長声明を発表しました(→全文はこちら

 ☆検察庁と警察署は,冤罪の再発防止の実効的な措置を取れ!
 ☆安易な逮捕状・勾留状の発行,接見禁止,保釈却下等をした裁判所は,人権の砦たる自覚をせよ!
 ☆端的に「自白調書の任意性がない」と判決すべきだったぞ!
 ☆取り調べの全過程の可視化(録画・録音)を実現しよう!

鹿児島県弁護士会の,会を挙げての取り組みは,まだまだあります。
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