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雨ニモアテズ

雨にもあてず 風にもあてず

雪にも 夏の暑さにもあてず

ぶよぶよの体に たくさん着こみ

意欲もなく 体力もなく

いつもぶつぶつ 不満をいっている

毎日塾に追われ テレビに吸いついていて 遊ばず

朝から アクビをし  集会があれば 貧血をおこし

あらゆることを 自分のためだけ考えてかえりみず

作業はぐずぐず 注意散漫すぐにあき そしてすぐ忘れ

りっぱな家の 自分の部屋にとじこもっていて

東に病人あれば 医者が悪いといい

西に疲れた母あれば 養老院に行けといい

南に死にそうな人あれば 寿命だといい

北に喧嘩や訴訟があれば ながめてかかわらず

日照りのときは 冷房をつけ

みんなに 勉強勉強といわれ

叱られもせず こわいものもしらず

こんな現代っ子に だれがした


こんな替え歌が岩手県盛岡市の小児科の医師が学会で発表したそうだ。
作者はどこかの校長先生らしい。
(→産経新聞の記事はこちら

たまたま、昨日、私も小中学校の校長先生たちの会合に参加する機会があったので、
  「実際、現場はこんな感じですかね?」
と尋ねてみたら、うなずかれる先生もいらっしゃった。

締め括りの「こんな現代っ子に誰がした」というフレーズですが、
こんなふうになったのは、
  「あらゆることを 自分のためだけ考えてかえりみず」
という考え方が蔓延しているところにあるのかな、と私は思います。

 憲法上、もっとも重要な憲法13条のスピリット、すなわち、
     ◆一人ひとりの人間を大事にする
     ◆他人の尊厳を認め、尊重する
     ◆権利と権利の融和と調整を図る

という考え方を理解せず、実現しようとして来なかった家庭、国民、教育、政治、社会に原因があると思います。

さて、ちゃんと宮沢賢治の原文を見てみましょう。
(読みやすいようにひらがなに変換しています)
雨ニモマケズ

雨にも負けず 風にも負けず

雪にも 夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく 決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを 自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり そして忘れず

野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば 行って看病してやり

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず 苦にもされず

そういうものに わたしはなりたい


ついでですから、私も時世に照らしてパロディってみましょう。

雨デモマケヌ

雨でも負けぬ 逆風にも負けぬ

雪でも 夏の暑さでも負けぬ

丈夫な支持母体をもち

慾にボケ 決して政権を離さず

いつも密かに笑っている

生活保護受給申請者には

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜さえ与えず餓死させ

あらゆることを 自分の勘定しか入れずに

少数意見は見聞きせず無視し 公約は忘れる

野原の松の林と 辺野古の海の自然を開発し

大きな耐震偽装マンションを生み出し

東に病気の子供あれば 行って医療費を削り教育を改悪し

西に疲れた母あれば 行って悪徳介護サービスの食い物にさせ

南に死にそうな人あれば 行って宗教団体を紹介し

北に喧嘩や訴訟があれば 裁判員制度をやろうといい

郵政の時は感涙を流し 参議院選の夏はおろおろ歩き

みんなにデクノボーと呼ばれ

褒められもせず とても苦にされ

そういう首相は わたしは要らない


我ながら上出来!

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