今年は,年初に予想だにしなかった問題に深く関わることになりました。
それは,教育基本法の問題です。

 もともと私は,弁護士会の子どもの権利委員会に所属していました。なので,中教審の意見が取りまとめられた平成15年にも,
  「愛するものは自分で決める」
という市民向けの構成劇とシンポを開催するという程度のかかわりをしたことはありました。
 ただ,「教育基本法」という法律をまじまじと読んで考える機会など,全くありませんでした。

 しかし,今年は身近なところでも,教育をめぐる問題は,本当に大きくクローズアップされました。
   ・教育基本法の「改正」
   ・いじめと自殺
   ・未履修問題と校長自殺
 等々
     →なお,昨日,私の母校の長田高校の先生らが全国に先駆けて処分されました
      (→記事のHPはこちら

 私の立場上,教基法改正問題との関わりは免れなかったとはいえども,これほど深く考えさせられることになろうとは思いませんでした。

 もともと教育基本法という法律は,とても良い法律だったのですが,法律に沿った教育が実践されたのは,
  1947年~1956年
ぐらいまでの10年間だけでした。
 その後,今年2006年までの50年間は,教育基本法の理念に背く教育行政が行われてきたのですけれども,その総括が,今年クローズアップされた一連の現象だったのだろうと思います。