fukkogakkaiHP.jpg ひとつの学会が生まれ,育っていく有様を,間近で見ることができるのは,たいへん興味深く,また,ありがたいことである。

 今年1月に発足した日本災害復興学会であるが,とうとう自前のホームページをオープンした。
 その姿が,その顔が,いよいよ見え始めたというところであろうか。

 ついては,ここにご紹介しておきたい(その製作,管理を一手に引き受けているうのは,都市生活コミュニティーセンターの池田啓一さんには頭が下がるばかりだ。)

 以前にも各社新聞などに取り上げられた件であるが,このHPのウリは「災害情報のウェキペディア」を目指す,というところにある。

fukkougakkaiwiki.jpg 災害に関連する情報は,実に多岐にわたる。
 日本災害復興学会の兄貴分の学会として「日本災害情報学会」というのがある。
 災害の分野では「情報」というのは実に大切だ。

 そもそも,地震などの「自然現象」が,直ちに「被害」を生むわけではない。
 たとえM8級の地震が起きても,無人島なら被害は0である。
 つまり,被害を大きくするも,小さくするも,それは人間次第なのである。
 社会の営みの脆弱性が被害の大小を決するのである。

 現代社会の特徴は,「高度の情報化」である。
 復興の場面にあっても,情報の早さと質が,復興のキーを握っている。
 いくつかの情報流通の工夫さえあれば,神戸の孤独死がどれだけ救えたであろうか。

 被災地に,すぐさま良質の情報が届き,復興の支援になれば何よりである。