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 今日は,兵庫の地方局サンテレビのニュースシグナルの当番の日です。

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 今回の話題は,
  「年金の第三者委員会の判定の解説」
です。

 「法律シグナル」では,何をテーマにするかは,かなり前から決まっているので,必ずしもタイムリーにならないのですが,今回は,今日の朝刊トップでも出ている話題で,ドンピシャでした。

 担当するテーマについてはある程度勉強します。
 そのお陰で,よく分からなかった年金問題も,少々分かるようになりました。
 もっとも,TVでは,私の主義主張を話しするわけではなく,淡々と解説をするだけです。
 ですから,あまり突っ込んだことは話す機会もありません。

 だからここで一言だけ言っておこうと思います。

 今回の第三者委員会の出した方針は,
    当たり前だ
ということです。

 証拠が無くても認定するというところについて,新聞の論調はかなりすごいことのように捉えていますが,法律的には単純な理屈です。

 これは「立証責任」(←法律用語)の問題です。

  証拠がない,または,証拠が不十分な場合に,

    国民が不利益を被るのか
        or
    国が不利益を被るのか

という考え方の選択肢の問題です。


 これまでは,「国民が不利益を被る」の一辺倒だったわけです。
 しかし,今回のケースは,明らかに社会保険庁に非があるわけですから,「国が不利益を被る」というのは事理当然です。
 単に立証責任を転換しただけのことですから,それほど褒められたことではないと思うのです。

 「公平性がどうだ」とか「不正な申請者をどうする」という問題も叫ばれていますが,そのことと立証責任は厳密に言えば別の話です。
 自分自身が,こういう抽象的な理屈や,お役所的な硬直的対応の犠牲になったケースを想像してみれば,今回の第三者委員会の判断が「当たり前だ」ということは理解できるのではないでしょうか。

 この期に及ぶまで大胆な対応や,根本的な改善策を講じられなかったツケが来たということでしょう。

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