中央教育審議会(略して「中教審」)が答申を出した。

 私は「まあ,彼らの立場としては,よくやった方だ」と思う。
 もちろん,答申の内容はうんざり,げんなりする内容だ。

 しかし,
   ◆改定された教育基本法が,漬け物石みたいに頭上に乗っかっていること

   ◆再生会議等で煽ったヒステリックな雰囲気が世論に蔓延していること

   ◆総理大臣らから「拙速でもいいからやれ」と尻を叩かれていたこと

   ◆文科省から,もっともっとひどい原案を突き付けられていたこと

   ◆会長や副会長が普段から行政追認的な態度を取ってきたこと

などを考えると,負のバイアスはかなりの程度だったと思われ,ここまで抵抗したのは,まあまあ立派だと思うのである。

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 これは,神戸新聞の今朝の朝刊に掲載されていた勝敗表である。
 (=文科省官僚案 VS 中教審答申)

 学校教育法・教員免許法関係については,かなりの改悪を受け入れたので,現場の教員たちは,これまで以上に息苦しくなった。
 おそらく,先生たちのうつ病や休職などは,これまで以上に増えるであろう。

 他方,地方教育行政法がらみでは,国の教育委員会,教育現場への介入が,ギリギリのところで止まったという感じである。
 これは,各県の知事さんたちが,中教審に出張って,
   「地方自治への国の介入を許さない」
と頑張った成果である。
 とはいっても「寸止め」という感じで,これからは薄氷を踏むような緊張関係が,子どもの教育現場に,持ち込まれることであろう。

 この結果を招いた負のバイアスのうちの一つに,中教審の会長,副会長の考え方というのもある。
 まずは,中教審のメンバーを見ていただきたい (以下続く↓)

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