1995年1月17日から丸12年経ちました。
12年というと暦の上では一回りです。
私の弁護士としての経験も12年。
いろいろ思いがめぐります。

今日は特にコレということではなく,震災関連ニュースから10件取り上げ,簡単に所感・雑感を述べたいと思います。

1 被災地の総生産は,未だ12年前に回復していない
 (→神戸新聞より
  建物や道路は復興したけれども,地域は未だ傷ついたままだ,ということを経済的に示したということです。

2 阪神大震災17日で12年 被災地経済ほぼ復興
 (→産経新聞より
  復興の光と陰。上記と同じ状況を捉え,いみじくも二面性があることが示されました。

3 震災犠牲者悼み6434体の人形 中学生ら切り紙で制作
 (→朝日新聞より
  あらためて犠牲になった人命の多さを,子どもらが五感で感じる機会になったと思います。単に数字の文字で感じるのとは、全く受ける印象が違います。

4 住民“帰還”多くて3割 被災マンション4件再建へ
 (→神戸新聞より
  マンションの問題の難しさは,震災によって浮き彫りになりました。12年かけて事の深刻さが検証されました。

5 耐震改修着手は1棟のみ 旧基準のマンション 神戸
 (→神戸新聞より
  震災の教訓が生かされているかどうかを確認する一つの指標が耐震改修です。記事中の弁護士等の派遣制度は「阪神・淡路まちづくり支援機構」の支援事業です。

6 県住宅再建共済 加入10万戸超える
 (→神戸新聞より
  伸び悩んでいるフェニックス共済。これも震災の教訓です。どれだけ浸透するか、とても心配です。

7 神戸市、震災再建減税廃止へ
 (→神戸新聞より
  一方では,震災に幕を閉じる場面も出てきました。終わっていない問題として、震災特例融資の未払いや、二重ローンなどの深刻な問題があります。

8 災害時要援護者への対応に関する全国調査
 (→毎日新聞より
  阪神大震災の教訓が全国の自治体にどんなふうに生きているのか、現在の到達点です。

9 再建支援は「人」を指標に
 (→朝日新聞より) 
  復興研究のリーダーである山中茂樹さんのことば。全くそのとおりだと思います。復興は,都市の復興ではなく,人間と生活の復興です。

・・・10件目は、今日一日いろいろ考えてみたいと思います。