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 兵庫県弁護士会の会員の法律事務所に凶器を持った男が押し入って暴力を振るうという,私たちにとっては大変ショッキングな事件が起きた。
神戸新聞記事はこちら) 
弁護士事務所に金づち男、事務員殴られ重傷

 14日午前11時半ごろ、神戸市中央区の法律事務所で、男が「弁護士はおるか」などと言って押しかけ、対応に出た女性事務員に所持していた金づちで殴りかかった。女性事務員(28)=神戸市中央区=が頭を殴られ、病院に運ばれたが頭がい骨骨折で重傷。もう一人の女性事務員(51)=芦屋市=は素手で顔を殴られ軽傷という。

 男はそのまま逃走し、生田署は殺人未遂などの疑いで男の行方を追っている。調べによると、男は40代とみられ、青いジャンパーを着ており、大柄、短髪だったという。当時、事務所にいたのは女性事務員の二人で、弁護士は外出していた。

 弁護士(67)によると、ドメスティックバイオレンス(DV)に関係する離婚訴訟で、弁護士が妻側を担当し、同日午後、結審の予定だったといい、相手方の男と犯人とが似ていたという。弁護士は「これまで嫌がらせなどはなかった。なぜ押しかけてきたのか」と話している。

 同区の湊川神社に近い現場には、救急車のサイレンを聞いた住民ら約二十人が取り囲んだ。カウンターに血が飛び散った事務所には、捜査員が慌ただしく出入りし、正午前、頭に包帯を巻いた女性が救急車に運び込まれた。
 この暴行男は昨日中に殺人未遂罪容疑で逮捕された。(続報記事はこちら
 神戸市中央区の弁護士事務所で十四日午前、女性事務員二人が金づちを持った男に襲われた事件で、生田署は同日午後、殺人未遂などの疑いで、明石市林三、建設業の男(46)を逮捕した。男は離婚訴訟中で、同事務所の弁護士(67)が妻側の弁護を担当している。同署は、訴訟をめぐって弁護士を逆恨みした可能性もあるとみて、動機などを詳しく追及する。

 男は、同日午後に神戸家裁明石支部で開かれた離婚訴訟にも向かわず、事件の約三時間半後、自宅近くの駐車場に車で戻ってきたところを同署員が任意同行した。金づちは「捨てた」と話しているという。
 この件は弁護士に対する業務妨害事例の一つであるが,絶対に許せない行為である。

 弁護士法1条は弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。と定めているが,日本の法律の中で,「社会正義」という語句を使っているのは,唯一この法律だけである
 すなわち,弁護士業務に対する暴力行為は,社会正義に対する妨害であるといわなければならない。
 むろん「社会正義」の具体的な内容は多様で,人によって違うだろう。しかし,「暴力」は明白な違法行為であり,社会的にも明らかな不正義である。だから,これを絶対に容認することはできない。

 もちろん,弁護士業務が危険と隣り合わせであることは百も承知である。私たち弁護士としても,十分な心構えと対策を講じなければならない。
 ただ,この種の行為に対し,単に恐怖や治安,防犯の観点だけに着目して報じるのは,視点として不十分である。
 なぜなら,弁護士に対する業務妨害行為には,社会正義に対する不当な挑戦という側面があり,社会正義がないがしろにされるところに問題の本質があるからである。

 弁護士業務妨害のケースは,これに始まったことではない。
 オウム真理教による坂本一家殺害事件をはじめ,いくつも前例がある。

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