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 ちょっとあちこち出張しているうちに,私たちの国がガラッと変わってしまったような気がしています。
 プチ浦島太郎症候群です。

 防衛省が誕生することになります(本日衆議院本会議で可決)
   → 海外への派兵も本来任務となって,戦争体制の外堀が埋まります

 ◆教育基本法が「改正」される見通しです
   → 私たちは「ひとりの人」として尊重されず,「国」の組織の一部になります

 ◆生活保護費が大きく削られます(母子加算の廃止で400億円削減)
   → 貧乏人を増大させ兵隊予備軍や低賃金労働者を産み出します

なんだか信じられない気分です。
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昨日(11/28)に続き,今日(11/29)も,ひまわり基金法律事務所の開所式に出席です。
(ブログにアップするのが1日遅れてしまいました)

JR釜石

今日の行き先は岩手県釜石市。
釜石ひまわり基金法律事務所は,本日(11/29),オープンとなりました。

赴任する瀧上明(たきうえあきら)弁護士が,兵庫県弁護士会の出身ですので,出身地の弁護士会として出席することになったものです。

本当は飛行機で行く予定だったのですが,中耳炎がなかなかよくなりませんので,主治医と相談の上,地道を這うように新幹線を乗り継いで遠路釜石に向かいました。

6時に尼崎を出て,東海道新幹線→東北新幹線→新銀河鉄道と乗り継いで,午後1時過ぎには釜石に到着しました。
意外に早く着くのには驚きましたが,それでもやっぱり遠かったです。
以前に丹波ひまわり基金法律事務所ひまわり基金法律事務所PartⅠ)をご紹介しましたが,昨日は,「たつのひまわり基金法律事務所」の開所式に行って参りました。
たつの市は,兵庫県の南西側にあり,姫路のもっと西にあります。
以前は「龍野市」と呼称されていましたが,合併などにより,流行のひらがな表記になったものです。

たつのひまわり基金法律事務所は,平成18年11月1日に開所したばかり。
初代所長は荻野正和弁護士です。
 教育基本法の改悪に向けて,より動きが早まっています。
 国会では,参議院特別委員会で12月7日に,参議院本会議で12月8日に採決する方針が確認されました(→記事はこちら

 為政者は,何だかやたら焦っているような感じがします。

 世論調査では,改正に賛成する立場の人でさえ「今の国会にこだわらずに時間をかけて議論すべきだ」という意見が66%を占めています。
 そんな中,とにかく,火事場泥棒のように,どさくさ紛れに通してしまえ,という雰囲気さえ感じてしまいます。

 ところで,教育基本法改正と両輪をなす目玉とされる諮問機関が教育再生会議です。
 実は,私は,教育再生会議には少々期待をしておりました。
 メンバーのうち何名かは心ある人たちと思われましたから,必ずしも捨てたもんではないと思っていたからです。

 しかし,今般公表されたいじめ問題解決の切り札は「いじめっ子の出席停止」だなどと打ち出したので,とてもがっかりしました。
 いじめ問題に対する錦の御旗は「厳罰主義」だったのですね。

 11月25日に,伊丹市のマンション管理セミナーで,「管理費滞納問題」「共同生活違反問題」を題材に,講演をしてきました。
 私は震災関係や,欠陥住宅関係で,マンション問題にイッチョカミ(=関西弁で“首を突っ込む”の意)していたのですが,「専門」といわれるほど通じていません
(うちの事務所では,武田純さんがマンション問題のプロフェッショナルです)

 ただ,どういうわけかめぐり合わせでマン管セミナーの講師役を定期的に行う役目となっており,今年度も,あと2箇所で講演予定です。
 結構くたびれる内容なので,気合いを入れ直さないといけません。

 ところで,「マンション」と「震災」でいいますと,昨日,震災後に復興方針が決まっていなかった唯一のマンションで,建て替えの方針を決める総会決議がなされたそうです。
 これは震災復興の分野としては,一つの大ニュースです。

 管理費滞納問題も,マンションの建て替え問題も,非常に頭の痛い問題です。
2006.11.26 弁護士激増
2006年版の「弁護士白書」が発行されました。
日本弁護士連合会編著のマイナーな白書です。

今年度号の特集は,ズバリ「弁護士人口」。

そのむかし,
 私の生まれた1969年は,  8,520人
だった弁護士の人数は,
 現在の2005年には,   22,059人(2.5倍)
に増えました。

シミュレーションによると,
 10年後の2015年には  42,963人
 30年後の2035年には  90,702人
 50年後の2055年には 123,484人
になるそうです。

国民の人口が年々減少する傾向にあるのと比べると,かなりの激増ぶりになります。

その影響もあってか,最近の弁護士業界も浮き足立っています。

ちかごろの「目が点になる出来事」を2つ挙げます。
昨日のブログで書いた洲本市豊岡市災害補助金の不正受給問題ですが,あんのじょう,
  不正! 偽装!
という文字ばかりが躍り,市の責任追及ばかりが中心になっているようです。

どうも,最近の風潮として,何か問題があると,すぐに袋叩きにしてしまう傾向が見られます。

 袋叩き(バッシング)は,一種の社会的「いじめ」にほかならないと理解すべきです。
 昨今,履修不足問題でバッシングの末に自殺した校長先生たちの例を思い出すべきです。

一人の人を袋叩きにしても,事の本質や,真に解決しなければならない問題点は浮き彫りになりません。

私は,この災害補助金の問題の本質は,被災地の実情に無理解な中央行政の窮屈な制度設計にある,と思います。
地元紙の神戸新聞では,2004年の台風23号によって甚大な被害を受けた洲本市と豊岡市で,
  国からの補助金を不正受給をした
という記事がトップ記事で出ていました。
(→神戸新聞11/24付の記事(洲本市)はこちら
(→神戸新聞11/25付の記事(豊岡市)はこちら

確かにウソや不正はいけません。

しかし,よく見てみると,根本的におかしい部分があります。
その根本的な制度欠陥をどうするのかが,本当は,最大の問題のはずです。

今回の件は,次のような仕組みで起きたようです。

  ◇台風23号で農地や施設が甚大な被害を受けた
         ↓
  ◇市だけでは復旧費用をまかなうことができない
         ↓
  ◇市は国に補助金の申請を行った
         ↓
  ◇しかし補助金は1年以内に工事を終えることが条件とされていた
         ||
  ◇1年以上かかる場合は補助金が出ない=惨状は放置される
         ↓
  ◇洲本では地元の田植えや稲刈りのため期限内に工事が終わらなかった
  ◇豊岡では大雪等の影響で期限内の工事が遅れた
         ↓
  ◇補助金を受給するため,不正な工事完成届を出した

ここで,私が何を言いたいかというと,
 「何で災害補助金に1年という全国一律の期限を設けるの?」
 「災害の状況・地元の事情に応じて,柔軟な対応をしなさいよ」

ということです。
11月22日に兵庫県弁護士会で開催されたシンポジウム
  教育基本法「改正」を考える
  ~今,真に子ども達に必要なものは?~

の報告をしておきたいと思います。

 来場者は122名でした。
    平日の夜であり
    時間も大幅に超過し
    必ずしも有名人を呼んだわけでもなく
    広報活動も派手でなく
    新聞もほとんど取り上げなかったのに
(←これはこれで問題だが)
これだけの来場者があったということは驚きです
 弁護士会でのシンポでは100名を超えれば大成功というのが一般的な理解ですから,その点だけを見ても,社会の関心の高さがうかがえます。

 こちらを見て来ていただいたみなさん(また直接お声を掛けさせていただいた方々),どうもありがとうございました。

 そして何よりも,内容がとても良いものでしたから充実感がありました。
 まず,何度もここで告知した「紙芝居~ももちゃんは1年生」ですが,お話も,絵もすばらしかったですが,当日の朗読も迫真の演技で,小さい子どもも含め,最後まで固唾を飲んで見ていただきました。
 きっと伝えたい思いが伝わったと確信します。

 その後のパネルディスカッションもとても良かったです。
 その内容については,前代未聞のしゃべりまくるコーディネーター村上英樹弁護士が,自らポイントまとめていて,臨場感があるので,そちらをご覧下さい。
(→村上弁護士のブログはこちら

 今,本当に大切なことが何であるかが,具体的によく分かりました。
 近日中に「心のノート」の問題を,あらためてお話ししたいと思います。

 私は,最後のまとめの挨拶をさせていただきました。
 その挨拶の内容を思い出して,以下に掲載しておきます。これが私自身の感想でもあります。

 みなさん,本日は,本当に長時間にわたりご参加いただきありがとうございました。
 目から鱗が落ちるような数々の名コメントをいただいたパネリストの先生方,精魂を込めて紙芝居を作成し担当してくださった方々,心あつい意見を寄せて下さった来場いただいたみなさん,私自身も一聴衆として感動いたしました。一生懸命準備に携わって下さったスタッフの皆さんも含め,心より御礼申し上げます。
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 この11月25日から、いよいよ映画ありがとうが全国ロードショーで公開されます。

 映画の公式サイトはこちらです(→http://www.arigato-movie.jp/


 この映画は、
  ◆阪神大震災の様子を克明に伝えていること
  ◆復興まちづくりの現場の事実を描写していること
  ◆主人公の古市忠夫さんの素晴らしい生き様を描いていること
  ◆ゴルフを通じて「老い」に打克つ「理想」の現実化を見せること
  ◆復興には「まち」と「人のつながり」と「人の心」が重要な要素であること

などが主題になっているものと思われます。
 私は、原作(もともとは、平山譲著「還暦ルーキー」→「ありがとう」に改題)は読みましたが、映画はまだ見ていません。
 この8月に映画化を知ってから、とても楽しみにしていました。この原作だけでも感動ものです。ですから、是非とも観に行くつもりです(→8月9日のブログ「震災に関する映画」
今日は勤労感謝の日。祝日です。
私は数日前からの中耳炎(結構ダメージ大)と風邪によるダウンで、朝は10時ころまで寝てました。
私の体調に照らしてタイミングよく祝日を当ててくれて、「勤労感謝の日」に対して感謝です。

しかし、今日は、長男の授業参観日
気付いてから、あわてて起きて、身支度して、長男の通う小学校へ急行しました。

祝日や土日に授業参観をあてるというのは昔からの常套手段です。
子どもの学校生活に関心を持っているが、平日は忙しい父親にとっては、ありがたい慣行です。
2006.11.22 プロ魂
 今日のシンポ(教育基本法「改正」を考えるシンポジウム~今,真に子どもたちに必要なものは?~)の絵本の朗読は,プロの方にお願いします。
 人形劇団クラルテ(→HPはこちら)の村野知歌さんです。
 昨日,お会いして簡単に打合せをして,ちょっと1~2幕読んでもらいましたが,やっぱり全然違いますねえ。
 「読む」「朗読する」という作業が,一つの芸術である,ということがよく分かりました。

 今回の紙芝居の絵を描いてくれた姉川真弓さんも,作画の「初仕事」とのことでしたが,細かい部分までこだわり,当方のいろいろな無理な注文も「仕事ですから」とプロ根性でやり遂げて下さいました。
 村野さんも「素晴らしい絵だ」と言っていました。
 芸術分野では,通ずるモノがあるのでしょうか。

 お二人の話を聞いて感じたのは,大衆芸術の分野の方々には「人々に分かりやすく伝えよう」という思いがプロ魂の根底にあるんじゃないかということです。

 ところで,昨日は,兵庫県丹波市(丹波の黒豆で有名)にある「丹波ひまわり基金法律事務所」に行ってきました。
 いわゆる「過疎地公設事務所」です(→日弁連の紹介HPはこちら
 そこには,井村華子先生が赴任して2代目所長として活躍されています。
 私には,井村先生と共同受任している件があるため,打合せのため訪問したものです。
 明日11月22日午後5時30分から,兵庫県弁護士会館で,シンポジウムが行われます。

  教育基本法「改正」を考えるシンポジウム
         ~今,真に子どもたちに必要なものは?~


 教育基本法の問題に関心のある方はもちろん,「いったい教育基本法の改正って何なの?」という方々にも是非,お越しいただきたいと思います。

 場所は,兵庫県弁護士会講堂4階(JR神戸駅又は高速神戸駅下車すぐ→地図は末尾に)
 問い合わせ先は 078-341-8227 です。

 もちろん入場無料。
 予約も不要です。

 チラシは以下のとおりです(→http://www.hyogoben.or.jp/html/pdf/kyouikukihonhou_kaisei.pdf
sinpo.jpg


内容ですが,
 ◇メインのコーディネイターは,村上英樹さん(→ブログ)です。
 ◇目玉企画は,紙芝居「ももちゃんは1年生」
  (作;野口善國,絵;姉川真弓,朗読;村野知歌)
 ◇私も閉会のあいさつを担当します(ただし,ほんのちょっと)
 ◇パネルディスカッションの内容は以下のとおり
2006.11.20 耳が痛い話
耳が痛いのです。

別に、厳しい批判をお受けしたというわけではありません。
どうやら急性中耳炎か何かになったようです。

高所との気圧変化により耳がおかしくなりますが、私は以前にも飛行機に乗って外耳炎になったことがありました。
どうも高いところに弱いようです。

最初は耳だけが痛かったところ、やがて喉も痛くなり、昨晩は救急病院に行って痛み止めと消炎剤をもらってきました。
現在も、大きな耳鳴りがして、音があまりよく聞こえません。
今日は、耳鼻科に行かなければなりません。
JR西日本の津山線で、本日、脱線事故が起きました。
もういい加減にして欲しい、と思います。

年に1度以上のペースで、脱線が起こすような鉄道会社など聞いた事がありません。

JR西日本の電車内の広告には、安全性計画に関連するアピールが掲示されています。
一見、実にいろんな面で安全性を計画しているように見えます。
しかし、事実は何よりも雄弁に実体を表しているわけで、2005年4月25日以降、なんと多くの事故や危険事例が報告されていることか。
車内の広告を見るたびに、しらじらしい印象を受けます。
昨日は、近弁連人権大会でした。
私は、
  教育は子どものニーズにどう応えるか
       ~不登校を通して見えるもの~

のシンポジウムに参加しました。

シンポには300人の参加があり、大盛況でした。
パネラーとして参加された、奈良教育大学助教授の小野昌彦さん(→ブログはこちら)と滋賀県総合教育センターの伊部加代さんが参加されました。
とても良い内容でした。

私は、小野昌彦さんのお話に特に感銘を受け、その実践の成果に驚きを感じました。
小野さんは、不登校問題の専門家であると共に、実践家です。
著書「不登校ゼロの達成」の表題のとおり、不登校の子どもの支援に携わって、100%の達成を果たしているとのことです。

 ◆その子の以前と今を比べて、成長している姿を浮き彫りにする
 ◆それを目に見える形にし、ほめてあげる
 ◆その子と他の子を比べてはいけない
 ◆その子の「不登校」という状況に対し、徹底して「個別に」対応する
 ◆大切なのは笑顔だ!

というコメントがあり、実践の中で得られたとても重要なポイントだと感じました。

伊部さんからは、不登校支援の手法として、PDCAを具体的にどんな風に進めているかという現場報告があり、不登校状況のアセスメントを「徹底して個別に行っている」実践をうかがいました。これまたとても参考になりました。

このシンポを受けて、
「子どもの教育を受ける権利及び成長発達権の保障の観点から不登校への取組を求める決議」
というのを発しました。

私は、シンポ終了後の大会の場で、この決議に対して「賛成討論」というのを担当し、5分ほど時間をもらってしゃべりました。
この私の賛成討論の原稿を、以下アップしておきます。

私は、この決議案に、全面的に賛成します。
 今日は神戸市垂水区の「舞子ビラ」で,近畿弁護士会連合会人権擁護大会(略して「近弁連人権大会」。あんまり略されていないか。)が開かれます。
 舞子ビラは,ウルトラマンエースがシェフをしているホテルで(→9月25日ブログ),明石海峡大橋の真横にあります。

 大会では,
 ◇「子どもの教育を受ける権利及び成長発達権の保障の観点から不登校への取組を求める決議」
 ◇「環境行政訴訟の活性化にむけて行政事件訴訟のさらなる見直しを求める決議」
 ◇「共謀罪の導入に反対する決議」
 ◇「ゲートキーパー法(弁護士から警察への依頼者密告制度)に反対する決議」
 ◇「強まる監視社会に対して個人の尊厳と市民的自由の確立を求める宣言」
以上5つの宣言・決議が予定されています。

 さて,昨晩は全国から集まった日弁連や各地の「お偉い」弁護士先生方をお迎えして,前夜懇親会が催されました(私らは地元会のホスト役です。)

 その中に,奈良修習のころにお世話になり,少なからず私の弁護活動に影響を与えた高野嘉雄先生がいらっしゃいました。
 高野先生は,現在,刑事弁護の分野を担当する日弁連副会長の立場にあります。
 現場の弁護一筋のイメージがあったので,そんなお偉い様になったときは意外に感じましたが,今も多くの重大な刑事事件をバリバリ担当されています。
 昨日は,席上で,十数年ぶりにたっぷりと説教を受けました。

 その内容は「弁護士はなあ,現場から足を離したらあかんのや!」というものでした。
 現行の「教育基本法」は,憲法前文と並んで,我が国の法体系の中で最も美しい法律です。
 美しいと言っても,うわっつら(=文言)だけの美貌ではなく,質実(=理念)を備えた,内実(=条理)までも美しさを保った法律です。

 昨日の「強行採決」により,教育基本法は転落を始めました。
 なんとか食い止めなければなりません。

 なお,与党の町村外相はマスコミに対し「強行採決という見出しを付けるな」と言ったそうです。しかし,強行採決とは,「与党が野党の了承なく数の論理で採決をすること」(出典Wikipedia)であり,昨日の採決は,強行採決そのものです。
 後で言いますが,その訓辞に犬のように従順に従い「単独採決」とか「採決強行」などと言い換えているマスコミにも,十分注意をしないといけません。

 コント集団「ザ・ニュースペーパー」は,こういう事態を「マイケル・ジャクソン」に例えて笑い飛ばしていました。
 一旦,整形を始めると,止まらなくなり,次々に美しくなろうと整形を繰り返し,アイデンティティーである褐色の肌も白人のように塗り替え,やがて顔面そのものが崩壊する,というオチです。

 うわっつらだけの「美しい国」になろうとするために,私たちは,今まさに大切なモノを,手放そうとしています。
 なんとか食い止めなければなりません。

 今後の,転落ルートは次のとおりです。
   衆議院 教育基本法特別委員会 ●(11月15日強行採決
       ↓
   衆議院 本会議 (本日,強行採決の見通し)
       ↓
   参議院 教育基本法特別委員会(これから審議入り)
       ↓
   参議院 本会議 (一応12月15日が会期末)
       ↓
   成立すれば施行規則・施行令や下位法を次々に作る

 しかし,まだまだ,やれることはあります。

今日は,
   1 マスコミに頼ってはいけない
   2 何が最も大事なポイントなのか

を簡単にコメントしておきたいと思います。
今日の衆院教育基本法特別委員会で,共同通信等では,
    「与党、15日採決の構え」
と出ていましたが,午前3時の毎日新聞配信の記事情報では,
    「教育基本法改正案:沖縄県知事選前の衆院通過断念 与党」
となっていました。

まさにギリギリの状況という感じです。

政府が「最重要法案」と位置付けているのに,ここまで改悪を食い止めている原動力としては,いろいろな要素があるでしょう。
その中で,一番大事であり,注目すべき力は,多くの市民の声であると思います。

■12日の全国集会には7000~8000人が集まった
■議員宛に大量のファックスやメールが続々と届いている
■ひとつのHP経由だけで一昨日までに5585通のメールが送られた
 (兵庫高教組のホームページの件→2006/10/29のブログへ
■ひとりひとりが新聞への投書を送るなどコツコツと発信を続けている
 (たとえば村上英樹さんのHPへ
■多くのみなさんのHPやブログでの発信


これが,まさに「ひとりひとりの小さな声」の集まりのあらわれです。
これが本来の民主主義の原点でしょう。
だいぶ前になりますが,兵庫県弁護士会で,教育基本法「改正」に反対する立場から「紙芝居を作るぞ」ということを予告してました(→9月4日の「紙しばい!教育基本法」

とうとう,この紙芝居の作品が完成しました!

   「ももちゃんは1年生」
               作:野口善國
               絵:姉川真弓

であります。
そのうちの,いくつかのカットを紹介しておきましょう。

momo0-1.jpgmomo1-2.jpg

momo4.jpgmomo6.jpg


 この紙芝居は,11月22日の兵庫県弁護士会で行われるシンポジウムで公開・公演されます。
 その案内は,あらためてさせていただきます。
<参考URL>
(→兵庫県弁護士会のHPの案内
(→村上英樹弁護士のブログ

ところで,これに先立ち,11月13日正午から,JR神戸駅前広場と,JR元町駅前の広場で,同時にお披露目となりました。

そのときの様子は,以下のとおりです。
この週末は,東京出張でした。
金曜日の深夜まで大阪心斎橋で用事(仕事)がありました。
新大阪駅のカプセルホテルで宿泊し,翌日朝一番で東京に向かいました。
警視庁で接見をして,新宿で仕事をして,原宿の会場でシンポに出ました。
そして,東京発23:00の寝台急行銀河に乗って帰ってきました。

お話は,その出張の内容ではありません。
このようにあちこち行きますと,その先々でラーメンを食べるのが私の楽しみです。
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 まずは,大阪心斎橋の
   「神座」(かむくら)
です。心斎橋では最も行列の出来るお店ですが,夜も遅かったので並ばないで済みました。
 私は,チャーシュー大盛りラーメンを食べました。
 もう10年ぶりぐらいだろうか。昔の味は忘れてしまいましたが,昔は「無茶苦茶美味い」と思ったのですが,舌が肥えたのか,いろいろ似たようなラーメンが増えたせいか,「まあまあ美味い」というぐらいの感想でした。


 翌日は,新宿でのラーメンのハシゴ食いです。
「命」を何かの「手段」にしてはらない。

 どういうことかというと,「命」はそれ自体が何よりも大切だということ。「命を大切にすること」が最大の「目的」であって,「命」は何ものにも代え難いということです。そして,命と引換えになるようなモノは何もないということです。
 したがって,
  ◇何かのために「命」を捧げたり,
  ◇「命」をもって責任を償ったり,
  ◇「命」を投げ打って抗議をしたりすること,

すなわち「命を手段にすること」は,絶対にあってはならないことだ,という結論に行き着きます。

 憲法においても,最も大切なのは「個人の尊重」とされています。つまり「ひとりひとりの命」は何よりも最優先することになっています。
 このことは,たとえば「国家のために命を捧げる」という論理を,憲法は正面から否定している,と言えば分かりやすいかも知れません。

 現行教育基本法は,憲法の理念を国民に根付かせることを一つの大きな目的としていました。
 したがって,教育基本法どおりの教育が実現されていれば,「命の大切さ」を何よりも重視する価値観が浸透するはずだったわけです。


 ところが,実際はどうでしょうか?
 現在,毎日のように報じられている自殺の連鎖は,あまりに痛々しくて,目を覆わざるを得ないぐらいの惨状です。
20061113055024.jpg
 ◇校長先生が履修問題について「責任を取るために」自殺する。
 ◇生徒の不祥事について校長先生が「謝罪のために」自殺する。
 ◇いじめにあった生徒が「抗議のために」自殺する。
 ◇教育現場で悩んだ末に新任の先生が「おわびのために」自殺する。
 (その先生が遺した遺書が公開されていました→)

 亡くなられた方々を責めるつもりは毛頭ありません。
 ただ,このように「命を手段にして行動を示す」ようなことを,当たり前のように受け止めている現代社会の病理現象は,あまりにも異常だと思うのです。

 そして,その病理現象の発信地が,「教育現場」だとすれば,これはあまりにも深刻な課題であるということです。
 命の大切さを教えるべき現場において,
 命を道具や手段に使う事件が頻発している,
ということです。

 もういちど基本に帰って「教育基本法を実現する」というところから始めることが重要ではないか,というのが私の意見です。
 このブログは,教基法改正反対のために開いたわけではないんですけど,次から次にいろんな情報が出てくるので,今週はいよいよ山場だということもありますので,こればっかしになるのも仕方がありません。

 神戸新聞(共同通信)の土曜日の朝刊一面トップは,とっても地味ですが大スクープだと思いました。
 現政府が考えている教育改革の構想が明らかになったからです。
(まあ,既に,多くの人が感づいていたでしょうけれども。)

 ◆教育現場に,企業の経営システムを持ち込もう!
  (「企業統治」って聞こえは良いけど,要するに学校の株式会社化ですね)

 ◆トップダウンの体制を持ち込もう!
  (統制,監督,管理のシステムを導入し,教育権を骨抜きにしよう)

 ◆国家の権限を強くしよう!
  (本来の 現場>行政 の力関係を逆転し,教師を手足に使おう)


 ここで「企業」を,「軍隊」に置き換えてみましょう。
 すると,戦前・戦中のころの国家体制と全く同じになりますね。

 さすがに政府も,こんなことを正面から言うと問題があると思ったのか,中間報告を公表するのは,法案通過後の1月以降にしようというわけです。
 今のタイミングだとさすがにまずい。

 教育基本法の改正について,スムーズに行けば12月中旬までには衆参両議院を通過します。
 そのあと,事態が落ち着いたころに,“開けてビックリ玉手箱”のように,この国家統制型の教育体制がお目見えするわけです。
11月9日の神戸新聞には,大きな見出しで,
「長田区から暴力団撤退 住民の団結力が結実 震災で培った絆が決め手」
と出ていました。

 暴力団追放運動の一つとして,組事務所の明渡しの法的手続きを行うことがあります。
 私も何度か加わって対処したことがありますけれども(今回の件は参加してませんが),やはりこの行動を支える原動力は,「住民の決意」と「結束」です。
 いつも,この種の運動では,そのあたりで苦労をすることになります。
 確かに暴力団が怖いと言って尻込みする気持ちは正直よく分かります。
 しかし,そこを乗り越えて,一歩前に出れば,何とかなるものです。これまでの実績も多数あります。

 今回の舞台となった長田区の「真野地区」というのは,震災復興まちづくりでは,全国的にも有名なところです。
 古くからまちづくり活動を行ってきた地域なのですが,1995年1月17日の震災の当日,まちづくりで培った住民の結束によって,甚大な被害を防ぎました。
 なんと,住民のバケツリレーで大火事を食い止めたのです。
 バケツリレーの成功例は,私の知る限り,この1箇所だけです。

 この住民の結束力パワーを,今回は,この地区に進出してきた暴力団に対して向けました。
 そして,その結果,追い出しに成功したものです。

 震災復興まちづくりで培ったコミュニティは,違法暴力集団にも勝るということを示した好例だと思います。
本日の毎日新聞の社説を見て,正直言って実にうれしく思っています。

教育基本法改正 一から論議をやり直す時だ」

まさにそのとおり!って感じです。

教育基本法に関連する問題については,どうも反応が鈍くて,イライラすることが多かったのです。
 今年5月に弁護士会で教育基本法問題を取り上げて声明を出したときは,司法記者クラブで発表をしましたが,全紙とも無視でした。
 先日,再び声明を出したときも,ある程度は取り上げてくれましたが。小さな記事でした。何よりも,最も言いたかった部分(=大事なことなんだから,しっかり議論をしましょうよ!)が,あまり取り上げられず,ステレオタイプ的に「愛国心」がらみのコメントだけでした。

もも
 実は,明日も,大きな取り組みをする予定です。
(その予告編として,「ももちゃんは1年生」の1カットを紹介しましょう。明日,正午から午後1時までの1時間,JR神戸駅前と,JR元町駅前で,ビックリ紙芝居の公演が開かれます。詳報は,追って行います。お楽しみに!)
これも低調に終わるのではなかろうか,と心配していたところです。

 しかし,毎日新聞は,本日,問題点の一つを大きく取り上げてくれました。

 国家百年の計を立てる以上,多くの人々が議論し,しっかり考えないといけないですよね。当然だと思います。
 当たり前のように「過払金」(かばらいきん)という言葉が出回るようになりましたが、確かに、数年前までは、この言葉すらマイナーでした。
 「過払金」は文字どおり「払い過ぎたお金」という意味です。
 過払金それ自体は,不当利得(ふとうりとく)の一種であり,別にサラ金との間の金銭問題に限らない問題ですが、今ではすっかりサラ金への対抗手段としてメジャーになりました。

 過払金の発生の仕組みはどうなっているのか?」というご質問もいただきましたので、簡単にご紹介します。

 具体的に考えて見ましょう。

 つくいさんは、武富士から50万円を借りました。
今日は,他人のネタをそのまま流用させてもらいます。
さすが我が同僚。
見事に教育基本法改正劇の舞台裏を突き,キツ~く,アツーく語ってます。

ポイントは,
  「誰がなぜ教育基本法を改正しようとするのか」
  「政府に教育基本法を変える資格があるのか」
  「教育基本法の改正のための十分な議論が行われたのか」

というところです。

以下は徳岡宏一朗弁護士(宮武嶺)が,国会議員宛に送ったメールです。


 教育基本法がいまにも「改正」されようとしています。

 あまり知られていないことですが、今回の教育基本法「改正」の真の目的は文部科学省の権益拡大にあります。「振興」という言葉が自民党の「改正」案に何度も出てきます。
 教育振興計画を教育基本法に盛り込むために、文科省は省をあげてプロジェクトチームを作りました。文科省はこの振興計画に総力を挙げています。当然、予算がつくからです。天下り先も確保できます。
昨日,大阪心斎橋のジャズバー「コンテ・ローゼ」でジャズのライブ演奏を聴きに行きました。

ジャズ

昨日はいろいろ仕事がぎっしり立て込んでいたので,到着したのは午後10時ころでした。
ちなみに,ここに出かけたのも仕事です(来週の近弁連人権大会の下準備のため)。

めあては,宮本直介さんです。
彼は,ジョージ川口をはじめ,渡辺貞夫,日野皓正らと共演・親交のある日本を代表する大物ジャズベーシストです。
(といっても,最近まで全然知らなかったが)
11月19日には,大阪ブルーノートで「宮本直介ジャズライフ50周年記念祝賀会」も開かれるとのことです(→案内はこちら

関西学院大学出身で,しかも,事務所のご近所にお住まいだということも知りまして,ご挨拶かたがた,ライブを聴きに出かけたのです。
人と防災未来センターで、災害復興における専門家の役割をテーマに、講義をしてきました。

講義は、各地の行政の防災担当者等の方々を対象とした連続講義のうちの一コマであり、その内容は、また今度お話しするとして、今日は、この「人と防災未来センター」というのを紹介します。
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子どもは社会を映す鏡だ,といいます。
子どもの姿は大人の鏡だ,ともいいます。

子どもが誤った道に入り込んだときは,周囲の大人の方が先に誤った道に進んでいるのが原因だったりします。
多くの少年事件に接してみると,そのことが実感としてよく理解できます。

最近の子どもは規律を守っていない,といわれます。
それは,大人がルールを守っていないのだから,当然の帰結でしょう。
飲酒運転,万引き,汚職,談合,セクハラ・・・・これじゃあ,大人の権威も何もあったもんじゃないですね。

そこで,政治家(特に首相)は「規律を守る国にしなければならない」と言っています。
そんでもって,いろいろと規制を設けたり,憲法を変えようとしています。

ですが,憲法を守ろうとせず,変えてしまおうという国会議員自体が,実は,憲法違反という大きなルール違反を犯しています。
彼らは,それを自覚をしているのでしょうか。

憲法99条は次のように定めています。
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