上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
人と防災未来センターで、災害復興における専門家の役割をテーマに、講義をしてきました。

講義は、各地の行政の防災担当者等の方々を対象とした連続講義のうちの一コマであり、その内容は、また今度お話しするとして、今日は、この「人と防災未来センター」というのを紹介します。
ホームページはこちら
 人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災という歴史的事実を形に残し、未来や子どもたちに伝えなければならないことを集めたものです。
 震災に関する資料館としての役割と影響力は、すごいものがあります。
 見学に行くと、まず、震災時の映像を見せられます。もうとにかくすごい衝撃です。実は特撮なのですが、私は、それに気付かず、はじめてみたときの驚きは、そりゃあすごいものでした。
 次にミニ映画を見せられます。これは涙もので、被災地を知る者であれば、あっという間に10年前に遡れます。
 被災地のジオラマや、資料館があり、そこには「語り部」というボランティアの方々がいて、当時の事を語ってくれます。

 弁護士会としても、被災後にいろいろな活動をしたわけですが、残念なことに、この資料館には、弁護士会の活動の片鱗さえもありません。
 弁護士が、一般的にいかに市民から遠い存在と扱われていたのか(実際の被災地では、そうではなかったのですが!!)、いかに局地的な扱いとされていたのか、あらためて反省させられたりもします。

 2階には関連図書が集められています。
 ここにもやはり弁護士会関連の図書が少なかったです。
 そこで、ドカドカとあらゆる資料や図書を寄贈したので、今はある程度、弁護士関係のものもそろっています。

 2階では、震災で身内を亡くされた方々の思いを聞き取ったヒアリング調査結果も見ることが出来ます。

 私が忘れられないのは、資料館に掲示されている手紙です。震災後しばらくしてから、自殺してしまった中学生の子どもに向けた手紙です。
 震災による直接死もさることながら、こういったケースは、その後の苦しい被災生活の末の「死」であり、もしかしたら避けられたのではないかと思います。
 世間は、防災には非常に熱心です。しかし、単に「防災」だけのことしか考えない対策は、不十分ではないかと思ったりします。


クリックして下さい

クリックして下さい
Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/110-301e08eb
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。