上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
あんまり新聞紙上では大きく取り上げられていませんが,教育基本法の改正を目指している政府は,やらせをやってました。
(→読売新聞記事

 ホンマにそこまでやるか!って感じですが,どれだけ政府が,世論を教育基本法の改正に向けて悪意に誘導しているかがよく分かる例です。
 手段を選ばず何でもやりまっせっ,という何ともおそろしい意気込みが伝わってきます。
 こりゃ,いかんよ。

 履修問題では,“時間割の偽装だ”とか何とか言っていますが,むしろ,政府がやっていることは,質的に大問題です。
 つまり,市民の討論の場に「やらせ」を持ち込むということは,議論をねつ造・誘導するもので,
   民主主義の偽装
というべきでしょう。

 保坂展人議員のブログ(→こちら)に「やらせ」文書の全文が紹介されています。
 以下,これを引用させて頂きます。


【文書1】
ファクシミリ送信票 三八教育事務所
送信先 ■■■■■中学校 ■■■■校長殿
発信者  三八教育事務所

発信内容 タウンミーティングの質問のお願い

連絡事項 

いつも大変お世話になっています。
多忙の所、誠に申し訳ありませんが、御協力をお願いします。
当日に、②の質問をお願いします。
質問者のお名前をお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。

    ↓
  以下続く
   タウンミーティング八戸質問項目案

① 現在の教育基本法もすばらしいものだと思いますが、情報化、核家族化、価値観の多様化など、これだけ社会情勢が目まぐるしく変化している中で、やはり、時代に対応すべく、教育の根本となる教育基本法は見直すべきだと思います。まずは、早く教育基本法を改正して、それから、しっかりと腰を据えて教育改革に取り組むべきだと思います。大臣のご説明では、教育基本法を改正した後、教育振興基本計画を策定するということでありました。子どもたちは日々、成長しています。子どもたちの未来のために、我々大人の責任として、子どもたちに最善の教育が与えられるよう、社会全体で取り組んでいかなければないけないと強く感じています。

② 教育基本法の改正案について、「人格の完成」を目指すのはもちろんですが、「公共の精神」や「社会の形成者」など社会の一員としてという視点が重視されていることに強く共感しています。個の尊重が「わがまま勝手」と誤って考えられているのではないかという気がしてなりません。教育基本法の改正を一つのきっかけとして、もう一度教育のあり方を見直し、みんなで支えあって生きていく社会、思いやりのある社会の実現を目指していくべきだと思います。

③ 教育の原点はやはり家庭教育だと思います。残念なことに、親が親になりきれていない状況も目に付きます。教育をめぐる現在の様々な問題は、その多くが家庭教育に原因があるのではないかと思います。先ほどの大臣のご説明にあったように、新しい教育基本法に「家庭教育」の規定が追加されることは本当に大事なことだと思います。まずは、親がその責任をしっかりと自覚すべきだと思います。また、学校、家庭、地域が連携・協力することも重要です。教育は学校だけではできません。学校ばかりに責任を押し付けたり、人任せにしたりせず、みんながしっかりと自分の役割を果たして、みんなで子どもを育てていくという認識を共有することが必要だと思います。


【文書2】
FAX送信票   
平成18年9月1日
受信者 ■■■■中学校■■■■殿
発信者 青森県教育庁教育政策課
    情報広報グループ
通信欄
いつもお世話になっております。

「タウンミーティング」に係る依頼発言について

別紙のとおりお願いがありますので、御協力くださるようお願いします。

■■■■中学校■■■■校長殿

いつも大変お世話になっております。
このたびは、タウンミーティング開催にあたって発言者を選んでいただき誠にありがとうございます。

さて、文部科学省(内閣府経由)での依頼発言者について、内閣府から以下のとおり発言の仕方について注意がありましたので、発言を引き受けてくださったPTA会長さんにお伝えいただきたいと思います。

○依頼発言についての注意事項について

・できるだけ趣旨を踏まえて、自分の言葉で。(せりふの棒読みは避けてください)

・(発言していただく内容は別紙のとおりで、②についてです)

・「お願いされて・・・」とか「依頼されて・・・」というのは言わないで下さい。(あくまで自分の意見を言っている、という感じで)

 また、当日の受付で本人を確認し、文科省依頼の発言者については文科省の担当者が後を追っていき、座席の位置を確認します。
 なお、■■■■さんは『文科省依頼』に該当していますので、よろしくお願いいたします。

           担当:青森県教育庁教育政策課
              情報広報グループ



そんでもって,これを踏まえた発言も,しっかりなされていました。
(→そのときの議事録はこちらです

こういう偽装された民主的な議論を踏まえて,法改正がなされるとしたら,どういう国なんでしょうね,これは。

(はっきり言って,永田議員の偽装メールより,ずっと大問題ですよ,これは。)


クリックして下さい

クリックして下さい


Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/121-8e17e82f
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。