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昨日、北海道佐呂間町で起きた竜巻による被害は極めて甚大でした。
ほんの一瞬の出来事で、多くの貴重な命が奪われ、家屋が失われ、まちは廃墟のようになりました。

被害に遭われた方々へのお悔み、ならびに、お見舞いを申し上げます。


ところで、「竜巻」という自然災害については、日本では、あまり馴染みがありませんでした。
(私自身、オズの魔法使いの中に出てくる、海外特有の自然災害であるようなイメージしかありませんでした)

しかし、実際に「風」による被害というのは、実に大きいものです。
今回の件で、よく思い知らされました。
これからは「竜巻」という自然現象も、念頭において防災対策を考える必要がありそうです。

確かに、日本の災害について定める「災害対策基本法」では、災害の定義を次のように規定していて、「竜巻」という言葉は、特に明示されていません。

災害対策基本法 第2条
 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
1.災害
 暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害をいう。


ここでいう「暴風」というのは、「台風」と理解するのが一般です。
つい先日の宮崎県延岡市で起きた竜巻についても、台風13号として扱われています。
もちろん、「竜巻」も、ここでいう「暴風」の一つに含まれるんですが。
宮崎延岡の被災事例については、被災者生活再建支援法が適用されました(→詳細はこちら
したがって、家屋が全半壊した被災者の方々には100~300万円が支給されています。

今回の北海道の事例でも、10以上の世帯の住宅が全壊する被害が発生した(被災者生活再建支援法施行令第1条第2号)ということになりますから、同じように、被災者生活再建支援法が適用されることになるでしょう。

ただ、もう一つ思い出されるのは、昨年12月25日の山形県でのJR東日本の列車脱線事故です。
あの事故もたいへん悲惨なものでした。
原因は、「局地的な突風」ということでした。
竜巻なのかどうか分かりませんが、甚大な被害であったものの、家屋被害があったわけではないので、被災者生活再建支援法を云々することさえありませんでした。

自然災害は、常に「想定外」なので、「想定事項」を前提とする法律による救済には、いろいろ限界を感じます。
とにかく、今は、早期の復旧と復興を願うばかりです。


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