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今日は,他人のネタをそのまま流用させてもらいます。
さすが我が同僚。
見事に教育基本法改正劇の舞台裏を突き,キツ~く,アツーく語ってます。

ポイントは,
  「誰がなぜ教育基本法を改正しようとするのか」
  「政府に教育基本法を変える資格があるのか」
  「教育基本法の改正のための十分な議論が行われたのか」

というところです。

以下は徳岡宏一朗弁護士(宮武嶺)が,国会議員宛に送ったメールです。


 教育基本法がいまにも「改正」されようとしています。

 あまり知られていないことですが、今回の教育基本法「改正」の真の目的は文部科学省の権益拡大にあります。「振興」という言葉が自民党の「改正」案に何度も出てきます。
 教育振興計画を教育基本法に盛り込むために、文科省は省をあげてプロジェクトチームを作りました。文科省はこの振興計画に総力を挙げています。当然、予算がつくからです。天下り先も確保できます。
 教育は国の根本です。こんな省庁の権益のために、教育基本法が変えられていいのでしょうか。

 教育は国の基本です。
 国民の個人の尊厳、自由と人権を確保するだけではなく、国民の生活を豊かにし、国が栄えていくためにも教育こそがもっとも大切な基礎、インフラです。

 ところが、教育を担当すべき省庁である、文部科学省の醜態はどうでしょうか。必修科目の未履修問題で文部科学省から天下りした役人が知っていながら知らないふりをしていた問題など、まだ小さな問題です。

 文部科学省がまとめるいじめ自殺の統計が99年から2005年度まで、「発生なし」=ゼロとなっていることについて、さすがの安倍首相もかばいきれず、「この数字は実態を反映していないと思う」と述べ不備があるとの認識を示しています。当然です。

 「ゆとり教育」の旗振り役を務めた文部科学省の寺脇研・大臣官房広報調整官が2006年11月10日付で辞職しました。ゆとり教育にはいい面もあったのです。教育とはなにか、その根本を考えないから、方針があっちにいったりこっちにいったりするのです。

 今回の教育基本法「改正」案については、自民党と公明党が3年間協議してきましたが、文部科学省は毎回資料を回収するという徹底した秘密主義でした。ですから、法案の中身は2006年春の国会ではじめて明らかになったのです。

 以来、たった80時間しか衆議院特別委員会では議論なされていません。しかもそのほとんどは教育基本法そのものではなくて、必修課目の未履修問題に終始しています。教育基本法の検証や教育基本法「改正」案については全くといっていいほど議論がされていません。

 国の根本についての議論なのに、なんという拙速でしょうか。
 鳴り物入りで創設された教育再生フォーラムなどまだ始動もしていません。なぜ、教育のあり方を突き詰めて考えてから、教育基本法の変更が必要か話し合わないのでしょうか。

 教育はなにかを深く真剣に考えてこそ、教育基本法とおりに教育してこなかったから今の教育の荒廃があるのではないか、という新たな視点も持ちうるのです。
 個人の尊厳についての教育は他人にも個人の尊厳があると知ることです。それが徹底していれば、いじめ問題も解決していくはずなのです。

 この国の今の政府は醜いです。

 内閣府は2006年11月9日、これまで8回開かれた政府主催の「教育改革タウンミーティング」のうち、政府側が事前に参加者に質問を依頼していたのは、青森県八戸市を含め5回にのぼると発表しました。内閣府は、小泉政権で実施された174回のタウンミーティングのうち、教育改革以外の166回すべてについても質問依頼の有無を調査し、調査が終了するまで開催を中止するところまで追い込まれました。

 しかも、内閣府の教育改革タウンミーティングの歴代担当者3人は、いずれも文科省からの出向者。内閣府は質問依頼の理由について「議論を活発化させようと工夫した」と説明していますが、内田内閣府事務次官は記者会見で「逸脱した運営がなされた。結果を重く受け止めなければならない」と陳謝しました。

 「やらせ」をしないとミーティングが出来ない。
 つまり、教育基本法「改正」に自信がないことの現われがこの「やらせ」です。
 彼らに、教育を、教育基本法を語る資格がありますか?

 このまま、何の議論もしないまま、やらせの公聴会を開いただけで、国の根本法、教育基本法を改悪していいのでしょうか。いいはずがありません。

 今の教育のあり方に問題があると考えている人こそ、もっともっと時間を尽くして、教育と教育基本法について話し合い、考えましょう。

 国家百年の計なのですから。


徳岡宏一朗のHP「StayGold!」より


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