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2006.08.18 金利の重み
 最近,「低金利時代」とか「グレイゾーン金利」とか,いろいろ金利の話題が多いですが(日弁連会長声明も出てます),具体的に,金利の内容を考えたことはありますか?
 意外にも,みなさん金利の中味を考えておられません。「トイチ」(10日に1割)は高いが,住宅ローンの2~3%は安い,というぐらいの感覚しかないようです。
 でも,実際に,どれぐらいの金利の支払いをするのかは,とても大切なことです。
 たとえば,トイチだと,10日に1割ですから,100万円借りたお金が,1ヶ月で130万円,1年で460万円になります。利息だけで360万円になるんですよね。まあ,これは犯罪ですから論外です。

 サラ金消費者金融)だと年29.2%の利率が多いですね。つまり,100万円借りると,年間で129万2000円払うことになります。月に支払う利息は約2万4300円です。利息だけで上等なステーキが毎月2,3枚食えます。

 利息制限法の上限で貸している銀行系ローン(モビットとかアットローンなど)は,年18%です。同じ計算で100万円だと年間180万円。月の利息は1万5000円ですから,時給800円のバイトで19時間(丸2日半)働かないといけません。少なくないでしょう。

 じゃあ,住宅ローンの3%は安いかというと,そうでもありません。2000万円の家を30年ローンで買うという場合,元金がだんだん減ることも考慮しても,30年で支払う利息合計は,なんと900万円になります。2000万円の家を,2900万円で買わないといけないわけです。

 お金を借りる,ということの重みは,実際に支払う利息の金額を考えると,よく分かるはずなのです。しかし,お金を借りるときは,藁をも掴む思いでしょうから,利息のことなんか考えないんですよね。そこは人情としてよく分かります。
 問題はその後です。
 後で冷静になったときに,目の前の現実(利息の実像)を直視するか,それとも,あえて見ないようにするか(現実逃避)が,分かれ道になります。
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