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「子どものいじめ自殺を無くす」
  といわれていますが,これは,
    →1 「子どものいじめを無くす」
    →2 「子どもの自殺を無くす」
の2つに分けられるし,分けて考えた方がいいと思います。

 1 「子どもの世界に弱いものいじめがなくならない」
         のは,
   「大人の世界で弱者の切り捨てが横行している」
       のが原因である
ということは,以前にも触れたことがあります。

同じように,
 2 「子どもの自殺が増えている」とすれば「大人の自殺が増えている」
ことのあらわれだと言えそうです。

 ところが,子どもの自殺者数は必ずしも増えていないという統計データがあります。

 「社会実情データ図鑑」によれば,年齢別自殺者数の年次推移では,
子どもの自殺者数は,この10年間で年間500数十人で,全くの横ばい状態です


 これと対照的に,死に急いでいるのは,大人です。
自殺者数は,

  20代では,この10年間で1000人近く増えました。

  30代では,この10年間で2000人ぐらい増えました。

  50代では,この10年間で2000数百人ぐらい増えました。

年齢構成の変化の影響もあるでしょうけれども,

   社会を支えている人
   世間でがんばっている人


がどんどん自殺していっている事実が明らかです。

「子どもは大人の鏡」・「子どもは社会の鏡」
ですから,子どもがこの影響を受けないかどうかが心配です。

命の大切さを子どもに教えるべき大人が,実は,「自分で命を断つこと」を,これほど多く,子どもに示しているのが現在の社会です。

これほど自殺傾向が高まっているのに,子どもの自殺傾向が必ずしも高まっていないのは,むしろ,奇跡的なことです。
子どもが,教育の世界で守られ,大人の毒ガスに晒されないで済んでいると見ることもできるでしょう。

だから,
これ以上
  「大人の論理」  ・  「(病理的な日本の)社会の風潮」
を子どもの世界に持ち込まないでもらいたい!

それは,結局,自殺をあおるようなことを仕向けるに等しいと思います。

安倍氏や,教育再生会議の考えは,ある意味,危険です

 
なお,同じような問題意識に基づく新聞記事があります。
参考にして下さい(→中日新聞の特集記事はこちら

ついでですが,日本は,元共産圏の国家を除くと,自殺率は世界のトップクラスです。
グラフと図があるので,参考にどうぞ。


 もうひとつついでですが,『週刊ポスト』の記事によれば,イラクから帰還した自衛隊員に「自殺連鎖」が起きているということです。
 夏の自家用車内で練炭を燃やしての一酸化炭素中毒死だったそうです。
 そのほか,第1次隊の輸送業務担当の二曹(29歳),第4次隊の陸士長(23歳)など、陸自6人、空自1人の計7人が自殺しているそうです。
 防衛省が発表した自殺した自衛官の数は,人口10万人に換算すると28.6人。
 この数字は20歳から60歳までの一般男性の43.3人よりも少ないのですが,イラク派遣隊員に限れば88.6人になるとのこと。


この国は,自ら死を選ぶことが「美しい」とする文化の国なんですかね?

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