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検察庁に大チョンボがあったそうです。

 法律どおりに戸籍の届出をしたのに,公正証書原本不実記載罪で,起訴しちゃった,という事件です。
(→新聞記事はこちら

民法には次のような規定があります。
(嫡出の推定)
第772条 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。
 2 婚姻の成立の日から200日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。
 分かりやすく言うと,たとえば,
 ◇妻が浮気をして,1月1日に離婚しました。
 ◇妻は浮気相手と,7月1日に再婚しました(半年の経過/民法第733条)
 ◇浮気相手との間の子どもが,10月1日(273日目)に生まれました。

→このケースで,生まれた子どもは,前の夫との間の子どもと推定されることになります。
 だから,戸籍届出をする際には,一旦は,前夫の子として届出しなければならないことになるわけです。

 この法律自体が,ちょっとおかしいんじゃないの?ということで,現在,改正の是非をめぐって議論がなされているわけですが(普通のマチ弁なら,だいたい知っていることです。),
検察庁は,前夫から告訴があって,「事実と違うじゃないか!」「悪いヤツだ!」ということで,エイヤっと起訴しちゃったということです。

 これって,悪いのは「法律」の方なんですけどね。

 やはり検察官は刑事のプロであって,民法には詳しくないのでしょうか。
 ですが,親族関連事件で,相手となる親族がいないときは検察官が公益代表者として立ち会うことになっているので(民法・親族法には「弁護士」という言葉は出てきませんが,「検察官」という言葉はたくさん出てくるのです。),少なくとも,親族法には通暁していないといけないんだろうけど。

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