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 マンションにビラをまいて逮捕されたお坊さんに無罪判決が出ました(「葛飾ビラ配布事件」朝日新聞記事)。
 こんなの,無罪が当たり前だと思うのです。こんなのが,刑事事件になるのもナンセンスですが,ニュースでその当否を議論するような珍事だとすれば,本当に世も末だなあと思ったりします。

 憲法では表現の自由が保障されています。そして,憲法で保障したいろんな人権がある中で,もっとも大切な人権だ,と解説されています。実際にいろいろ考えてみると,そのとおりだと思います。

 治安の維持や社会の秩序を守るために,ルールを厳しく守るように監視の行き届いた国や社会を『警察国家』といいます。安全な社会は,望ましい社会でしょうけど,警察国家はいらんでしょう。
 わたしは共産党というところはあんまり好きではないのですが,今回の事件は,共産党員が起こした特別な事件だ,という扱いをしているのが気になります。それで世間はなんとなく納得しちゃうんですよね。逆転有罪となった立川ビラまき事件でも,そんな論調や雰囲気が気になりました。

 もう一つ気になることがあります。表現の自由に対する直接かつ重大な圧力であるにもかかわらず,新聞等の扱いは,とても小さく控え目で(朝日新聞2004年12月29日付社説「ビラ――配る作法、受け取る度量」では「配る方も配る方である。ビラのまき方に配慮がない」と集合ポストへ配布すればよいなどと,配る側の節度を説く文章があったそうで。),表現の自由の過小評価がとても心配です。

 なにか大事な事柄が,曲がり角にさしかかり,曲がり切ろうとしているような感じがします。
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