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「心にナイフをしのばせて」(平成18年8月25日発刊)

kokoroni.jpg ちょっと前に読んだ本だ。
 刊行当時,話題となって,インターネット上でも,掲示板やブログなので,いろいろ議論が交わされたようである。
 現役弁護士として,その記された事実に少なからず衝撃を受けたので,ここに書き残しておこうと思う。

 本の紹介には 
 追跡!28年前の「酒鬼薔薇」事件。
 高1の息子を無残に殺された母は地獄を生き、
 犯人の同級生は弁護士として社会復帰していた。
とある。

 この本は一貫して被害者(遺族)の視点に立って書かれている。
 被害者を殺害し,首を切って,少年院に送致された少年が,現在は,弁護士をしているということなのであるが,
  ◇なぜ,そのような事件が起きたのか
という理由は全く分からないままである。
 これが一つの論点である。

 世間で注目されているのは,どうやら「人を殺めた少年が弁護士をしている」という衝撃の事実ばかりであるが(まあ,私も,そこに一番ショックを受けたのであるが),この本が訴えようとしているのは,
  ◇被害者の置かれたあまりに酷い状況
のリアルさである。

 これら論点は,まさに今,犯罪被害者問題の焦眉の論点であり,また,体感治安に不安を訴える社会の関心事でもある。

 インターネットでは,犯人探しや,裏読みが話題になっているようであるが,それよりも,むしろ本書の訴えようとしているテーマを素直に捉えるべきだろう。

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