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 このほど「JR福知山線脱線事故 2005年4月25日の記憶 あの日を忘れない」がまとまり,発刊となりました。
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(→関係記事はこちら

 手記を寄せているのは,この電車に乗り合わせ負傷者とその家族の方々です。
 この手記は,29人の方々の手記で構成されていますが,自らの命が助かった幸運や喜びを語っている記事などは一つもありません。
 世間の人々が安易に想像している感覚とは全く違うのです。

 2両目に乗っていた小椋聡さんははしがきに,
   ◇現場はまさに地獄そのもの
   ◇生き残った事,助けてあげる事が出来なかった事に対する罪悪感
   ◇無力感という大きな傷跡を残した

というコメントがあります。

 この手記集から生々しく浮き彫りにされる「安全」というものは,事故の当事者の方々や,加害者JR西日本だけに与えられた課題ではありません。
 この事故が安全について問いかけている相手は,むしろ鉄道を利用する全ての市民であると思います。
 そのことがこの手記から伝わってくるはずです。
 以下は,本の末尾に添付されている4月25日のドキュメントです。
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神戸新聞記事(2007年4月13日)より
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000300256.shtml
負傷者と家族29人の手記集完成 尼崎脱線事故

 尼崎JR脱線事故の負傷者とその家族二十九人による手記集「JR福知山線脱線事故 2005年4月25日の記憶」が完成し、十三日から順次、県内などの書店に並ぶ。脱線の衝撃、救助の様子、命の危機に直面した恐怖…。リハビリ生活や、生き残ったことへの罪悪感も克明につづられている。それぞれが手記に込めたのは、「あの日を忘れない」というメッセージだ。

 執筆の呼び掛けや原稿集めなどの中心になったのは、西宮市の会社員小椋聡さん(37)。多くの乗客が犠牲になった二両目に乗り合わせ、足を骨折するなどした。

 活動を始めたのは一昨年九月。日がたつにつれ、「知っていることを伝えないと事故の真実に近づけない。自分たちも発信しなければ」という思いを強くした。けがで字が書けない負傷者からは体験を聞き取った。

 時期を同じく、事故の遺族が「家族の最期を知りたい」と考えていることを知った。自分たちの記憶が役に立つのではと思った。集まった手記は、事故を調べている国土交通省航空・鉄道事故調査委員会にも提出した。

 小椋さんは手記を読み、「乗っていた場所によって異なる視点があり、あの日からそれぞれの時間が動き出した」とあらためて感じた。電車に乗れなくなった人、心に深い傷を負った人。回復を見守ってきた家族の思いも含め、一人一人の歩みを「事故の姿」として伝えたいと思う。

 小椋さんは手記集の冒頭に、こうつづった。

 「事故が私たちに何を問いかけているのか、今日も多くの乗客を乗せて走っている鉄道のさらなる安全、そして何よりも命の大切さ、尊さを考えてもらえれば幸いです」

 三百三十六ページ。千六百八十円。神戸新聞総合出版センターTEL078・362・7138(中島摩子)
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