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本日未明、伊藤一長長崎市長が亡くなりました。

絶対に許せない!

理由もヘチマも真相もへったくれもありません。
こともあろうに民主主義の具現活動である選挙中に、首長を銃撃するなどということは、断固として絶対に許されないことです。
強く、強く、このような暴力に対しては、強く怒りと抗議の声を上げてしかるべきです。
絶対に許せない!

そして、私は、もう一つ私は憤りを感じています。
新聞を見ると、首相の安倍晋三氏は、
「捜査当局において厳正に捜査が行われ、真相が究明されることを望む」
とのコメントを発表したとのことです。
これを読んで、びっくり、唖然としました。

このコメントは、政治家が汚職で逮捕されたときに使うコメントじゃないですか。

長崎市長は何か悪いことをして天罰が下った可能性があるのですか?
今、もっとも大事なのは真相を究明することですか?
捜査機関の尻をたたくことですか?
根本的に何か間違ってませんか?
  ◆1人の人間の命が狙われたことに対する怒りはないのか?
  ◆自らがトップに立つ民主政治への危機感はないのか?
  ◆普段から許すまじとしているテロに立ち向かう気はないのか?

この首相コメントからは、人の命を大切する姿勢も、民主主義の気高さを尊重する姿勢も、暴力・テロに対する毅然とした姿勢も、何も伝わってきません。

なんと鈍感なのか!
どうして、普通のこと、当たり前のことが言えないのか!
私は、このコメントに接して、つくづく、情けないと思い、この国はダメな方向に向かっていることを感じてしまいました。

なお、深読みするわけではないですが、韓国の新聞「中央日報」には、こんな形で報じられています。(→こちら
市長は中川昭一自民党政調会長の核保有論の必要性提起発言や北朝鮮の核実験を強く批判してきた。また安倍首相の平和憲法改正の動きに対しても批判的な立場を通している。これにより政界では今回の事件が市長の政治的性向とかかわっているものと見て、22日の地方選挙および7月の参院選挙などを控え、政局に及ぶ影響がないか懸念しているということだ。
「まさか、そんなこと考えてないでしょ?」と思いたいですが、先の首相コメントを聞くと、この報道が的を射ているような気がしてしまいます。
自分たちに目障りな発言をする政治家が排除されることを、心底で望んでいる気持ちの発露ではないかと。
実に、悲しいことです。

市長のご冥福をお祈り申し上げます。

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 長崎市長のご冥福をお祈りする趣旨で、先日、市長が原爆記念日に発した宣言を引用しておきます。
「人間は、いったい何をしているのか」

 被爆から61年目を迎えた今、ここ長崎では怒りといらだちの声が渦巻いています。

 1945年8月9日11時2分、長崎は一発の原子爆弾で壊滅し、一瞬にして、7万4千人の人々が亡くなり、7万5千人が傷つきました。人々は、強烈な熱線に焼かれ、凄まじい爆風で吹き飛ばされ、恐るべき放射線を身体に浴び、現在も多くの被爆者が後障害に苦しんでいます。生活や夢を奪われた方々の無念の叫びを、忘れることはできません。
しかし、未だに世界には、人類を滅亡させる約3万発もの核兵器が存在しています。

 10年前、国際司法裁判所は、核兵器による威嚇と使用は一般的に国際法に違反するとして、国際社会に核廃絶の努力を強く促しました。
6年前、国連において、核保有国は核の拡散を防ぐだけではなく、核兵器そのものの廃絶を明確に約束しました。
 核兵器は、無差別に多数の人間を殺りくする兵器であり、その廃絶は人間が絶対に実現すべき課題です。

 昨年、189か国が加盟する核不拡散条約の再検討会議が、成果もなく閉幕し、その後も進展はありません。
 核保有国は、核軍縮に真摯に取り組もうとせず、中でも米国は、インドの核兵器開発を黙認して、原子力技術の協力体制を築きつつあります。一方で、核兵器保有を宣言した北朝鮮は、我が国をはじめ世界の平和と安全を脅かしています。また、すでに保有しているパキスタンや、事実上の保有国と言われているイスラエルや、イランの核開発疑惑など、世界の核不拡散体制は崩壊の危機に直面しています。
 核兵器の威力に頼ろうとする国々は、今こそ、被爆者をはじめ、平和を願う人々の声に謙虚に耳を傾け、核兵器の全廃に向けて、核軍縮と核不拡散に誠実に取り組むべきです。
 また、核兵器は科学者の協力なしには開発できません。科学者は、自分の国のためだけではなく、人類全体の運命と自らの責任を自覚して、核兵器の開発を拒むべきです。
 繰り返して日本政府に訴えます。被爆国の政府として、再び悲惨な戦争が起こることのないよう、歴史の反省のうえにたって、憲法の平和理念を守り、非核三原則の法制化と北東アジアの非核兵器地帯化に取り組んでください。さらに、高齢化が進む国内外の被爆者の援護の充実を求めます。

 61年もの間、被爆者は自らの悲惨な体験を語り伝えてきました。ケロイドが残る皮膚をあえて隠すことなく、思い出したくない悲惨な体験を語り続ける被爆者の姿は、平和を求める取り組みの原点です。その声は世界に広がり、長崎を最後の被爆地にしようとする活動は、人々の深い共感を呼んでいます。
 本年10月、第3回「核兵器廃絶-地球市民集会ナガサキ」が開催されます。過去と未来をつなぐ平和の担い手として、世代と国境を超えて、共に語り合おうではありませんか。しっかりと手を結び、さらに力強い核兵器廃絶と平和のネットワークを、ここ長崎から世界に広げていきましょう。
 被爆者の願いを受け継ぐ人々の共感と連帯が、より大きな力となり、必ずや核兵器のない平和な世界を実現させるものと確信しています。

 最後に、無念の思いを抱いて亡くなられた方々の御霊の平安を祈り、この2006年を再出発の年とすることを決意し、恒久平和の実現に力を尽くすことを宣言します。

2006年(平成18年)8月9日
                      長崎市長 伊 藤 一 長

本当に「人間は、いったい何をしているのか」と改めて思いました(文中の強調は津久井による)

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