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 私が弁護士になってからずっと一貫して取り組んでいる活動の一つに,「災害復興」というテーマがあります。私が登録した平成7年というのは,阪神・淡路大震災が発生した年でした。
 あの地震が私の弁護士人生の転機になりました。
 弁護士になる前から転機が来た,というのも変な話ですが,とにかく地震がなければこんな活動はしていないよ,という事柄が多いのです。
 今日9月1日は防災の日です。全国のあちこちで防災訓練が行われる日です。9月1日は関東大震災が発生したその日であり,80年経ってもずっと忘れないように,皆で気を付けているということは,価値あることです。
 阪神・淡路大震災と関東大震災を比べてみると,いろんな意味で時代の進歩を感じます。

 まず,法の支配が根付いてきたということが分かります。関東大震災では,災害直後の混乱の中で朝鮮人の虐殺など悲惨な人権侵害が多く行われました(大杉栄事件など)。ところが,阪神・淡路大震災の中では,その直後の混乱の中でも理性ある秩序が存在していました。

 弁護士の役割も格段に根付きました。関東大震災後には訴訟事案が爆発的に増え人々は争い事に疲弊をしました。これに対し,阪神・淡路大震災では,震災前年よりもかえって訴訟件数が減少しました。これは,10万件を超えた弁護士の法律相談により法的知識が被災地に浸透したのが原因といわれており,これにより被災者は復興にエネルギーを注ぐことが出来たと言われています。

 しかし,その後の復興の営みは反省すべき点が多いようにも思います。この点については,また改めます。


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