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 私は、国際問題には詳しくないし、フランス事情にも通じていない。
 新聞を通じて得た情報程度しかないけれども、サルコジ大統領が、今後、どんなふうに国づくりをするのかについては、関心と不安の入り混じった思いで注視しなければならないと思っている。

 まず、競争主義、新自由主義の信奉者とのことである。
 新自由主義を推し進めた場合、
   アメリカの例(→戦争病み付き国家になった)、
   イギリスの例(→監視国家・格差社会になった)のほか、
   情けないけど日本の例(→やはり、格差社会と監視国家と軍事化へ)など、
失敗例というか、新自由主義・競争主義の大きな弊害・深刻な副作用が明らかとなっている。
 フランスでも、この国家的な新自由主義の実験をしてみて、どうなってしまうのかを、注目したい。

 もともとフランスは、人権と自由の発祥地ではあるが、帝国主義・植民地主義を推し進めてきた過去を持つ国でもある。
 社会主義的な調整よりも、自由を標榜し、海外に力を知らしめることの方が性に合っているのかな、と思ったりする。
 ただ、その結果「平等」が失われ、弱者が傷つくということは、どうなるのかも心配だ。

 一番の心配は、好戦的な方向に進まないかどうかである。
 先のイラク戦争で、一応の歯止めが効いたのは、シラク前大統領の功績が大きい。アメリカも、戦争遂行をしながら、一応、節度を守ろうとしていたところがある。
 しかし、次の戦争では、米英と一緒になって、「やろう!やろう!」という推進勢力になりそうである。
 歯止めが無くなってしまうと、何事もとめどなくなってしまう。日本も歯止めにならないから(憲法上は、日本に国際紛争の歯止め役が期待されているのだが・・・)、次の事態が起きたときはとても心配である。

 それから、発言傾向も過激でわかりやすい
 こういうキャラクターが、民衆にウケルというのは、小泉純一郎や、石原慎太郎と同じである。
 そういえば、サルコジは弁護士だが、シルベスター・スタローンに似ていて男前だ。ヨットに乗ったり,歯に衣着せず、荒っぽいことを言って人気を取るところは、石原慎太郎にたいへん似ているような気がする。
 サルコジは、日本よりも中国が好きだそうだ。「香港は魅惑的な都市だが、東京は息が詰まる。」などと発言しているらしい。
 石原慎太郎は、中国が大嫌いだ。東京をけなされると怒る。
 一度、ふたりの対談でもやってもらったらどうだろうか。

 冗談はともかく、現在の国際情勢を見ると、第2次世界大戦前に、列強諸国の指導者が、次々に国家主義的な思想の持ち主に入れ替わっていった傾向を連想させる
 当時も、強烈な反共思想があり、資本主義・自由主義が信奉された。今の、新自由主義一辺倒も、似た感じがある。
 「2度あることは3度ある」というようにだけはならないように、と祈るばかりだ。

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