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自民党のキャッチフレーズは「成長を実感に!」です。

 55年体制が終わって,自民党が小休止したのが,平成5年8月~平成6年6月まで(細川首相,羽田首相)です。
 平成8年1月からは橋本首相になり,元通り自民政権となっていますから,まさにこの10年の「成長」が,どう実感できるか,ということです。

 では,どんなことの「成長」があったんでしょうか?

 こんな図表を見つけました。

seityouwo.jpg

こうしてみると,
 「自殺者の数」

 「完全失業者の数」

 「自己破産件数」

は確実に成長していますね。

 私も,その「実感」を,身近に,ありありと感じます。

◆ 7月9日,うちの事務所の最寄り駅であるJR甲子園口駅で,母子が無理心中したようです。

◆ その隣のJR立花駅では,6月28日に,同業者の弁護士が飛び込み自殺したようです。

◆ 相変わらず,自己破産申立ての依頼は絶えません。



 ですから,自民党に言われるまでもなく,これら事項の「成長」は,イヤと言うほど実感しています・・・・

 逆に,平均所得の「衰退」は著しい。
 まざまざと「衰退を実感!」しています。
(所得の減少は,弁護士業界も例外ではありません・・・・)


 「とりあえずガスパーチョさん」からいただいた,とても面白いバナー(全くそのとおりだ)を貼り付けておきます。

※この記事のアップ後に、現代を象徴する残酷な事件を知りましたので、引用することにしました。
    ↓

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関連記事です。

こういう状況を見て「成長を実感に」などとは、普通は言えないでしょう。
「経済成長から置き去りにされた人々の残酷死を実感する」ばかりです・・・

朝日新聞 2007年07月11日16時16分配信

日記に「おにぎり食べたい」
生活保護「辞退」男性死亡


 北九州市小倉北区の独り暮らしの男性(52)が自宅で亡くなり、死後約1カ月たったとみられる状態で10日に見つかった。男性は昨年末から一時、生活保護を受けていたが、4月に「受給廃止」となっていた。市によると、福祉事務所の勧めで男性が「働きます」と受給の辞退届を出した。だが、男性が残していた日記には、そうした対応への不満がつづられ、6月上旬の日付で「おにぎり食べたい」などと空腹や窮状を訴える言葉も残されていたという。
asahigasi.jpg
 市などによると、10日、男性宅の異変に気づいた住民らから小倉北福祉事務所を通じて福岡県警小倉北署に通報があり、駆けつけた署員が部屋の中で、一部ミイラ化した遺体を発見した。目立った外傷はなく、事件の可能性は低いという。

 男性は肝臓を害し、治療のために病院に通っていた。市によると、昨年12月7日、福祉事務所に「病気で働けない」と生活保護を申請。事務所からは「働けるが、手持ち金がなく、生活も窮迫している」と判断され、同月26日から生活保護を受けることになった。

 だが、今春、事務所が病気の調査をしたうえで男性と面談し、「そろそろ働いてはどうか」などと勧めた。これに対し男性は「では、働きます」と応じ、生活保護の辞退届を提出。この結果、受給は4月10日付で打ち切られた。この対応について男性は日記に「働けないのに働けと言われた」などと記していたという。

 その後も男性は働いていない様子だった。1カ月ほど前に男性に会った周辺の住民によると、男性はやせ細って、「肝硬変になり、内臓にも潰瘍(かいよう)が見つかってつらい」と話していたという。

 小倉北区役所の常藤秀輝・保護1課長は「辞退届は本人が自発的に出したもの。男性は生活保護制度を活用して再出発したモデルケースで、対応に問題はなかったが、亡くなったことは非常に残念」と話している。

 同市では05年1月、八幡東区で、介護保険の要介護認定を受けていた独り暮らしの男性(当時68)が生活保護を認められずに孤独死していた。06年5月には門司区で身体障害者の男性(当時56)がミイラ化した遺体で見つかった。この男性は2回にわたって生活保護を求めたが、申請書すらもらえなかった。

 こうした市の対応への批判が高まり、市は今年5月、法律家や有識者らによる生活保護行政の検証委員会を設置し、改善策を検討している。
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