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今朝,新潟県と長野県で,震度6強の地震が起きた。

20070716.jpg
現時点(7月16日午前11時50分)では,人的被害のニュースが入ってきていないが,揺れが大きいだけに心配だ。
最小限の被害で止まることを祈りたい。

※現在7月16日午後5時30分。4名の死亡者,400人の負傷者が出ているとの報に接した。
 心よりお見舞い申し上げたい。また,これ以上の被害の拡大のないことを願いたい(写真は共同提供のものを引用)。

この数日間は,台風4号が猛威を振るった。
多数の死傷者も出て,本当に残念に思う。

今年は,台風の襲来が多くなると予想する意見もあり(→こちらの記事
その予想の当否は別として,
自然災害への対策の必要が年々高まっていることは,言うまでもない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

現在選挙期間中なので,どうしても政策と結びつけてしまうが,
前回の衆議院選(2005.9.11投票)の選挙期間中にも,大きな自然災害があった。
主として宮崎県,鹿児島県などに被害が集中した台風14号だ。
2005年9月6日~7日にかけて上陸し,死者・不明者29名に及ぶ被害
が出た。

しかし,どういうわけか選挙戦で災害対策について,あまり真剣な議論は交わされなかった。郵政一色だった。

sanngiinsouten.jpgその後,被災地には,被災者生活再建支援法の適用があったが,
この被災者生活再建支援法が,使い勝手が悪く,被災者救済の目的を果たせていない
ということは,これまでも再三指摘してきたとおりである。

今回の参議院選では,様々な争点がある。

確かにどれも重要なのだが,私は,
「災害復興,防災対策」について
どれだけ具体的な施策を,被災者の目線に立って実践できるか,
という公約が掲げられるかどうかを挙げてみたい。

この表は,7月10日の神戸新聞の電話アンケートの結果だが,
  「復興,防災対策」
を争点とする,という意見が0.8%しかない,
ということを表している。

被災地神戸の市民でさえこの状況なので,
全国にどれだけこの問題意識が共有されるかは確かに疑問であるが,
この声をあげ続けていかなければ,
一向に改善されないので,あえて私はここを強調したい。


私は,選挙中に襲った自然災害の大惨事を目にしながら,
  「これはこれ,それはそれ」
  「我が事と,他人事は,それぞれ別々」
という姿勢や考えは絶対に取りたくない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

参考までに,平成17年1月31日の参議院予算委員会の議事録を一部抜粋しておこう。
政府の災害対策に対するおざなりな姿勢が,よく分かるだろう。

    ↓

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災害復興に対する根本的な法整備を行うべきではないか
という質問に対して,
災害に強い日本にしましょうね,という抽象論ではぐらかした問答だ。

質問者は,新潟県選出の森ゆうこ参議院議員(民主党)
答弁は,小泉純一郎総理大臣である。
○森ゆうこ君 その中に指摘があるわけですけれども、今回私も災害復興・復旧の現場を奔走いたしまして痛感いたしましたことは、我が国にはこの災害復興基本法、本当の意味で災害復興、応急復旧から復旧・復興、そして新たな町づくりのビジョンも含めた、そういったトータルな復興の法整備というものがなされていないと。そして、現場においてはパッチワーク、様々な対策、災害が起こるたびに作られました法律のどれを使ってどういう支援を受けたらいいのかということで、ただでさえ混乱している現場が本当に苦労しているというお話をたくさんいただきました。
 そこで、そういう意味で、トータルな災害復興基本法の整備について必要だと思われますが、そのことに関しましての御見解を総理に伺いたいと思います。

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、災害対策について、復興も含めてでございますけれども、神戸で防災会議、国連主催による会議が行われました。その中におきまして、大変重要な提言もありますし、この会議の議長を務められたのが村田防災大臣であります。この点について私よりも村田防災大臣から答弁した方が、せっかくの機会ですから、これだけの、阪神・淡路大震災が十周年を迎える、そして、たまたま、不幸なことでありますけれどもスマトラ沖で大地震、大津波が起こった。ここで、殊のほか今回の神戸における防災会議というのが注目を浴びて、世界各国から大勢の参加を得ました。実に真剣な討議だったわけであります。
 そういう点について、ずっと議長を務められた村田担当大臣ですから、この際、せっかくの機会ですから、村田大臣に答弁していただきたいと思います。(中略)

○森ゆうこ君 済みません。御報告をお願いしたわけではなくて、我が国の災害復興法制の抜本的な整備を含めた検討に速やかに着手すべきであるという私の考えなんですが、総理、お答えいただきたいと思います。

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防災、災害に強い国づくり、これについてはもう各方面、政府だけでなくて地方の自治体、そして警察、消防、自衛隊のみならず、民間のボランティアの方が実に一生懸命やってくれております、NGOも含めましてですね。
 そういう点も含めて、国、地方団体、民間、個人、そして世界との協力、各方面を考えながら、災害に強い国づくりにこれからも政府としては挙げて取り組んでいきたいと思います。

○森ゆうこ君 済みません。ですから、今の法整備は、災害に関する法整備はパッチワークの状態でして、きちんとした災害予防から災害復興に至る一連の過程での、そのきちんとした法体系を改めて作るべきではないかと、そのことを痛感したので、そのことについて前向きな御答弁をいただきたいと思って質問しているんですが、いかがですか。

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は前向きの答弁を今したつもりでございます。そういう点も含めて今後考えていかなきゃならないということを申し上げたわけでございます。

○森ゆうこ君 済みません。ということは、その法整備を根本的に見直すというお考えであるというふうに解釈してよろしいということですね

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、見直すべき点は見直していかなきゃならないと思っております。

○森ゆうこ君 見直すべきとお考えなのかどうかさえもよく私の方には伝わってきませんので、いずれにせよ私は、そういう抜本的な法改正をして、本当に災害に強い国をつくるというのであればそこからやらなきゃいけないと思いますが、もう一度、総理、お願いします。これ総理でしょう。簡単な質問ですよ。

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで述べていることでお分かりいただけませんか。全体考えながら、見直すべき点は見直す。災害に強い国づくりを挙げて政府は取り組んでいく。

○国務大臣(村田吉隆君) 災害対策基本法を中心にやっていく仕組みが基本的にできているわけでございますが、災害についてはいろんなケースがあり得るわけでございますので、不断にその内容、我々の対策を検証いたしまして、不備があれば是正していくということは当然のことであろうかと思います。

○森ゆうこ君 ですから、不備があったと指摘されて、速やかにこういう基本法を制定し直すべきであるという指摘がなされてあるわけですから、そのことについてきちんとやるのかやらないのかという質問をさせていただいているわけですが,(後略)


ちなみに,森議員が何度もしつこく質問した,
  「災害法の整備を根本的に見直す」
という点は,2年半が経過して,未だに何ら見直されていない。
着手もされていない。
ただ,おざなりに放置されたままです。

とうとう自民党の公約からも抜け落ちてしまった。

そうして,次々と来訪する自然災害を,不安のうちにただ受け入れるばかりである。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

やはり私にとっての争点は,自然災害に対する根本的な復興対策である。

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