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 麻生太郎氏の失言は,今後の国政の動向を考えると,
   単なる「失言」とか「不適切な表現」
というレベルにとどめずに,もっと深く検討しておく必要があると思います。
asou-ta.jpg
 これまでも,色々な閣僚の失言事件がありました。
 どれもこれも単に口が滑ったということではなく,発言者の普段からのスタンスが象徴的に表れたのが一連の「失言事件」でした。

 言うまでもなく,麻生太郎氏はポスト安倍の最右翼です。

 今回の選挙の結果によっては,来月の今ごろには首相となっているかも知れない人物です。

 そういう人が,なぜ,どうして,こうも次々と失言を繰り返すのでしょうか。
「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」(2007年7月19日高岡市内の講演会)

「この問題は30年後の話。今払っているやつが心配するのは分かるが、おたくらは関係ないんだ」(上記講演会に出席した高齢者

「酒はキチガイ水だとか何とか皆いう」(2007年7月20日倉吉市内の講演会)

◆「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」(2005年10月15日九州国立博物館での祝辞/アイヌ・琉球民族等を無視)

◆「新宿のホームレスも警察が補導して収容所に入れたら『ここは飯がまずい』と言って出て行く。豊かな時代なんだって。ホームレスも糖尿病という時代ですから」(2003年10月20日鳥取県の講演会)

◆「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」(魚住昭『野中広務 差別と権力』より,2003年9月の自民党総務会で野中広務が批判。なお,本人は否定。)

◆「独断と偏見かもしれないが、私は金持ちのユダヤ人が住みたくなる国が一番いい国だと思っている」(2001年4月日本外国人特派員協会)
 これらの失言に共通するものがあります。
totetumo.jpg それは,何か?
   差別意識 = 平等思想の欠如
です。
(→上記の発言は,高齢者,知的障害者,精神障害者,少数民族,被差別部落出身者,貧困者,外国人への差別発言と受け取られかねない内容なので,すべからく失言と評価されている。)

 つまり,これらは失言(≒過失犯)ではありません
 これは,とてつもなく確信犯なのです。

 麻生太郎氏の著書「とてつもない日本」を見てみましょう。

 そこには,次のような記述があります。
◆同じ父母の間に生まれ,同じ屋根の下で育てられても,人間は平等には育たない……,ということを幼少期に知ることができた

◆小さい頃から「人間は生まれながらに平等」なんていう言葉に,素直に納得できない劣等生だった

◆そもそも戦後の日本に蔓延する「平等」に対する盲信ぶりに,いささか疑問を抱き続けてきた。

◆私は戦後の日本にはびこっている「平等」への信仰に対し,それは建前,偽りではないかと,常に疑問を持ち続けているのである。
 人間には,生まれたときから差異があるということは,誰でも知っていることです。

 「平等原則」というのは,そのままで良いのか,そのままでは良くないか,という問題です。

 放っておけば,人間には差が生じていきます。何もしなければ,自然競争によりその差はどんどん広がっていきます(≒新自由主義)。
  ●それを,調整する原理が「平等原則」であり,
  ●「個人尊重」と同じく,目指す理想(≒建前)が「平等」であり,
  ●建前である「平等」を実現するのが政治である,

ということを,この人は理解していないようです。

 むしろ,
   「平等は悪だ」≒「差があるのは良いことだ」
という論理があり,それが一連の「差別発言」につながっているということを確認しておく必要があります。

 今回の選挙は,安倍政権に対する審判という意味合いがあります。
 ただ,次期首相候補者の適格性に問題があることを考えると,徹底した敗北が要求されると言えるかも知れません。

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閣僚応援、分ける明暗 人気は麻生・小池氏

 参院選が公示されて9日。安倍晋三内閣の閣僚も、全国の候補者の応援弁士に駆り出される日々が続いている。「現職大臣」として街頭や演説会会場で紹介され、ある意味、彼らにとっては晴れ舞台でもあるのだが、不祥事が相次いだ現政権の中には、招かれざる閣僚もいるようだ。

 自民党関係者によると、応援弁士の一番人気はダントツで麻生太郎外相。

 「奥様方も自分の亭主が百パーセントという人はいないはず。自民党に問題がないわけではないが、他党と比べてほしい」

 公示日の12日、真っ先に自派の現職候補の応援で神戸市を訪れると、ユーモアを交えて自民党の「実績」をアピール。こうした麻生流の話術を期待され、候補者から引っ張りだことなっている。 ただ、応援要請が殺到する理由はそれだけではない。麻生氏に近い参院議員は「選挙後に向けた先物買い」と指摘する。自民党の劣勢が伝えられる参院選後、安倍晋三内閣に「もしも」のことがあれば、麻生氏に首相の芽が出てくる-というのが政界の観測。少しでも、「次期首相の最候補」とのよしみを深めておきたいという候補者たちの計算もちらつく。ただし、アルツハイマー病を引き合いに出した失言が今後、どう響くか。

 麻生氏に次いで人気なのが、今月4日に就任したばかりの小池百合子防衛相。こちらは自民党本部の戦略で、主に接戦が予想される選挙区に投入されているようだ。

 小池氏の第一声は、最近までともに首相補佐官として活動していた中山恭子首相補佐官の応援演説。「その信念、調整能力はまさに『中山強固』でございます」と駄じゃれも交えて熱弁を振るっている。

 渡辺喜美行革担当相は公務員制度改革関連法の成立で見せた「突破力」を見込まれ、全国の選挙区を飛び回る。民主党の公約を「この人たちはどこまで役人と戦うつもりがあるか疑問だ」と真っ向から批判する。

 一方、年金問題の国会審議で野党から集中放火を浴びた柳沢伯夫厚生労働相は「本人はやる気満々なんだが」(自民党関係者)というものの、応援要請の声がほとんどかからない。自身の事務所経費の問題がいまだにくすぶる赤城徳彦農水相も、「(応援の予定は)白紙の状態」(事務所関係者)だという。

 応援弁士としての各閣僚の支持率は、くっきりと明暗が分かれているようだ


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