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korekara4-thumb.jpg 終戦記念日の昨日、NHKの目玉の特集である

「日本のこれから
 ~考えてみませんか?憲法9条」


を見た。

 憲法9条を正面からテーマにした生放送の討論番組で、有識者のほか、市民も参加して、活発な議論が展開されたが、私の感想としては、

   9条維持派 = 現実に即した意見

   9条改定派 = 理想・建前の強調


という感じで、よく言われる
   「憲法9条は理想に過ぎず現実的でない」
という決まり文句は、むしろで、
   「憲法9条は現実に有用であり、改定は理想論に過ぎない」
と感じた。

 参加市民の中で、団体職員や女性の方が、国の自立や国際貢献を勇ましく声高に訴えていた(=一見、立派に聞こえるが、空虚さも感じる。)のに対し、
 実際にPKO活動等に従事している方や平均的日本人の現状に即した9条護持の意見は、地に足の着いたもの(=冷静な情勢分析を踏まえた現実論。)だった。

 もちろん、理想的平和論を展開する方も数多くいたが、
      ▽理想的平和論  (→あくまで理想)
      ▲理想的自立国家論(→あくまで理想)
が、どちらも極論的な感じだったのに対して、
      ◎現実的平和論  (=9条堅持&具体論)
という3派に分類することができた。

 私は、このブログでは、上記のうち「理想的平和論」を語ることも少なくないけれども,
今回のNHKの番組を見て、やはり現実を的確に捉え、具体的・現実的な施策を検討することが、9条をまもる早道であり、最善の策だと考えさせられた。

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 なお、有識者としては、次のメンバーが出演していた。
◆一橋大学大学院教授の渡辺治さん。
◆ジャーナリストの斎藤貴男さん。
◆東京外国語大学教授の伊勢崎賢治さん。
◆慶應義塾大学教授の小林節さん。
◆元経済同友会憲法問題調査会委員長の高坂節三さん。
◆漫画家の小林よしのりさん。

 なかなかのメンバーを勢揃いさせたなあというのが率直な感想で、
 斉藤貴男さんがとても地に足の着いた発言をしていたのもよかったが、
 改憲派の小林よしのりさんも、現在の政府の下で、誤った議論の下で、9条を変えることはまかりならない、と発言していたのがよかった。

 私としては、渡辺治さんの意見に強い共感を覚え、非常に説得力のある内容だと感じた。
 それは、今日のエントリーの主旨と同じく、
    「現実を見つめる」=「9条をまもる」
という視点で、貫かれていたからだろうと思う。

 渡辺さんの意見については、ドキュメンタリー映画「シリーズ 憲法と共に歩む」第1篇「戦争をしない国 日本」のホームページで、
   「国民は憲法とどう向き合ってきたか」(→こちら
という文章があるので、そちらも参照いただきたい。

 「憲法が保守政治からの攻撃にさらされながら60年も生きてきたという不思議な現状の中に、国民が憲法とどう向き合ってきたか、その到達点が凝縮されている」

 「9条は時代に遅れた遺物ではなく、むしろ21世紀のアジアと日本の平和と安全保障の方向を先取りしているという意識が芽生えています。」


 というコメントは、とても示唆的だと思う。

 平和は理念ではない。
 平和は具体的かつ現実的な実践だ。
 (理想論に偏った右派・左派的な意見はさておき,)
 実際に,日本にできることを現実的に考えたとき,その答えは9条に見い出すことが出来そうだ。

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