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今朝の神戸新聞には,
  「在任中の改憲困難に 安倍首相 政治目標を“喪失”」

とあった。

たいへん結構なことである。
今回の参議院選の最大の成果だ。

もっとも,改憲困難な理由としては,
  ・民主党が憲法審査会の早期始動に反対していること
  ・公明党も独自の主張を述べ始めたこと
  ・強行採決した国民投票法の改正案が提出されそうであること

などが挙げられていて,もっぱら政治的動向が主たる要素になっている。

新聞記事には一言も触れられていなかったが,本来であれば,

  「国民の議論が,まだまだ盛り上がっていない」

  「世論が,改憲に慎重論が増えてきた」


などという,主権者である国民の動きや雰囲気が,改憲へのブレーキの主たる要素にならないといけないのだろう。


皮肉半分だが,愚策を積み重ねた安倍氏も,たった一つ良いことをした。
それは,「憲法」について国民の関心を呼び起こしたことだ。
「憲法」について,全く関心の無かった層に,現実的な危機感を感じさせ,憲法の価値を真剣に考えさせるきっかけを創ったわけで,反面教師としての役割はとても大きい。


だからと言うわけではないが,安倍氏の凋落に伴って,このまま憲法の話題が小さく消えていくことは絶対に避けないといけない。

「憲法」は,一政治家の命題などではなく,一人ひとりの国民の生活の礎なだから。


hyirogeyo9jo_20070827063900.jpg さて,来る9月9日に予定されている兵庫県での,
    「ひろげよう!9条の心」
の宣伝の第2弾である。

兵庫県弁護士9条の会の事務局を担当して下さっている落合淳宏さんは,「ひろげよう!九条の心」実行委員会のお一人でもあるが,以下のような文章を寄せている。
このイベントに関して,
◆改憲勢力が恐れているのは、国民のなかに憲法を守る運動が広がること、「改憲」の中心テーマである「憲法9条まもれ」の運動が党派を超えて広がることである。

◆経済同友会終身幹事の品川正治氏や自衛隊元幹部の小池清彦氏らが、9条守れの声をあげるなど、改憲勢力が恐れる「9条の会」がこれまでの「護憲勢力」の範囲を遙かに超えて急速に広がっている。

◆今年の「9.9」には、神戸文化ホール大ホールで「ひろげよう!9条の心」を開く。辻井喬氏がこの集会の講演を引き受けてくれた。辻井氏は、「父の肖像」など著名な詩人・作家で「マスコミ九条の会」や「俳優座9条の会」の呼びかけ人でもあるが、同時に、セゾングループ代表として経済同友会の副代表幹事も務めた経済界の人である

◆普天間かおりさんのライブ、青年による9条パフォーマンスとあわせて、これまでの枠を越えた層の参加で集会を大いに盛り上げ、改憲ストップ・9条守れの運動の新たな跳躍点としたい。
と書いておられる。

まさに,この取り組みの趣旨そのものである。
お時間がある方は,是非,このイベントへのご参加をお願いしたい。
(※お玉さんも会場のどこかにおられるそうですよ)
詳しくは→こちらをどうぞ

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運動はこれから 国民投票法成立後の課題

落合淳宏(「ひろげよう!九条の心」実行委員会)

 5月11日に参議院で自民党・公明党が「日本国憲法の改正手続きに関する法律案」の採決を強行し、成立した。その結果、憲法96条に定める国民投票の実施に関する部分は3年後に施行されるが、憲法審査会は参議院選挙後の臨時国会で各議院に設置される。この憲法審査会での憲法改正原案に関する審査は、附則によって3年間は行わないことになっているが、改憲勢力は、3年後にすぐに「改正原案」を提案できる段階まで実質的な審議をすすめる意図である。
 憲法96条は、国権の最高機関たる国会を構成する議員の3分の2が「よし」としても、なお、国民の利益に反する「改憲」がなされうることを想定し、国民が直接「立法権」を行使することを規定している。国会が発議した「改憲提案」に対して国民が承認するかしないかの意思を表明する。日本国憲法の核心をなす「立憲主義」の要である。その「改憲提案」を国民に示さずに、国民の判断の基準や方法を決めるのは元々不可能なことであり、それを無理矢理決めようとするのがこの国民投票法案の根本的な欠陥である。
 事実、成立した「国民投票法」には、議決に際して18項目の付帯決議がついた。項目数の多さも異常だが、内容はなお問題である。たとえば、改正原案をどのように『区分』して提案するかは、「外部有識者(!)の意見」を踏まえてこれからきめようとか、公務員や教育者の意見表明の基準をこれから検討しようとか、「憲法改正の正当性に疑義が生じない(!)よう」に最低投票率制度の是非について検討を加えようとか、いうのである。これでは、「改憲案」を示して国民の批判が高まらないうちに、改憲派が国会での多数を頼んで国民投票の大きな枠組みを決めて、「国民の立法権」を制限してしまうことになる。

………………………………

 この「悪法」「欠陥法」が強行成立した今なにが必要だろうか。
 まず、設置される「憲法審査会」の活動を監視し、民主的で国民意見が十分反映される運営をさせることである。附帯決議の各項目をこの方向で実施させること、とくに第16項目「…審議に当たっては少数会派にも十分配慮すること」や、第17項目「国民の意見を反映するよう…努めること」を厳密に実施させるのが当面の具体的な課題になる。また、「国民の立法権」を国会が侵害するあらゆる枠組みをやめさせ、国民の自由な論議と運動を保証させる。そしてこれらを通じて、国民投票法そのものの改正や、改憲勢力が改憲の発議ができなくなるところまでを視野に入れて運動する。
 また、憲法改正を発議しようとする議員を全議員の3分の2以下にすることも、大変な力がいるものの、私たちにとって「重すぎる」課題ではない。
 自民党の描く最短のシナリオでも「発議」は2011年夏頃だが、それまでに、今回の選挙で参議院の半分、発議前の2010年7月の選挙で残りの半分。衆議院は遅くとも2009年9月に任期満了、今回の選挙の結果にもよるが、総選挙は2回になる可能性もある。いずれにしても、衆参のすべての議員が選挙で国民の審判を受ける。
 改憲反対を明確にした党派が前進することが確実な保証である。野党といっても民主党が「9条改憲反対」を旗幟鮮明にしていないことが問題なのだが、今回の選挙に当たって毎日新聞が行った候補者アンケートでは、民主党の候補者の54%は「9条を改正せず」と答えていた。世論が怖いのだ。国民のなかでは憲法9条守れの声は多数派なのだから、これを国会に反映させる活動を強める、議員を増やすとともに、9条を変えると言わせない世論で国会を変えていくことである。

………………………………

 いずれにしろ、決めるのは国民である。改憲をねらう側がどういう仕掛けを作ろうとも国民多数が「ノー」の意思を表明すれば9条改憲はない。
 国民投票法の成立を受け、自民党は党憲法審議会を開き、憲法改正に向けた国民運動を盛り上げる組織を設置すべきだとの考えを示したが、時事通信は「改憲反対の運動を展開している『9条の会』に対抗する狙いもある」と報じた。改憲勢力が恐れているのは、国民のなかに憲法を守る運動が広がること、「改憲」の中心テーマである「憲法9条まもれ」の運動が党派を超えて広がることである。
 経済同友会終身幹事の品川正治氏や自衛隊元幹部の小池清彦氏らが、9条守れの声をあげるなど、改憲勢力が恐れる「9条の会」がこれまでの「護憲勢力」の範囲を遙かに超えて急速に広がっている。
 県内の「9条の会」は、憲法関係団体・労働組合と力をあわせて、昨年の11.3にワールド記念ホールで「はばたけ!9条の心」をひらいた。集まった7500人という規模の大きさだけでなく、青年の参加の広がり、企画の豊かさが注目を集めた。
 今年の「9.9」には、神戸文化ホール大ホールで「ひろげよう!9条の心」を開く。辻井喬氏がこの集会の講演を引き受けてくれた。辻井氏は、「父の肖像」など著名な詩人・作家で「マスコミ九条の会」や「俳優座9条の会」の呼びかけ人でもあるが、同時に、セゾングループ代表として経済同友会の副代表幹事も務めた経済界の人である。普天間かおりさんのライブ、青年による9条パフォーマンスとあわせて、これまでの枠を越えた層の参加で集会を大いに盛り上げ、改憲ストップ・9条守れの運動の新たな跳躍点としたい。兵庫自治研のみなさまにも、お力添えいただくことをお願いする。

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