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 9月11日にニューヨークテロ事件から5年目を迎えました。WTCビル跡地は“9・11 グランドゼロ”と名付けられ(=「グランドゼロ」というのは“グランド(土地)”が“ゼロ(無)”になってしまうということで「爆心地」という意味です。もともと,我が国で“グランドゼロ”といえば,広島や長崎の爆心地のことを指していまあした。),昨日も多くの人が訪れたそうです。

 JR脱線事故の“その日”は,4・25ですが,事故現場のあり方を考える上で,グランドゼロに一つのヒントがありそうです。
 WTC跡地の再開発にあたっては,土地所有者や行政だけでなく,また,被害者や遺族だけでなく,
  多くの市民が議論に参加し,
  この跡地をどのように残し,惨事の風化を防ぐためにどうしたらよいか真剣に検討し,
  自発的な市民集会も開かれ,
その結果,再開発計画の決定に,これら市民の声が大きな影響を与えたとのことです。

 つまり,「事故の現場」は,当事者だけの問題ではなく,市民全体の問題だと捉えられたわけです。


 JR脱線事故も,そこで明らかとなった問題は,当事者だけの問題ではないはずです。公共交通機関の「安全」というのは,これを利用する市民全体が利害関係を持つ問題だからです。
 だとすれば,市民はもっと真剣にこの件を直視し,教訓の獲得に向けて頑張らなければならない。
 しかし,実際には,JR脱線事故の問題は,JRと遺族・被害者だけの問題のように捉えられる向きがあります。そういう閉鎖的な問題ではないと思うのです。

 JR脱線事故の現場をどのようにしていくかは重要な課題です。
 風化を防ぐために何らかの形で保存するとともに,遺族・被害者の思いに応えた形にし,さらに,現在・将来に向けてメッセージを発信する場として,市民が主体的に考え取り組むことが望まれます。
 
 そのあり方として,ニューヨークのグランドゼロの市民運動は,ひとつの先例だと思うのです。


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