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 安倍氏が首相を辞任したということで,その真相について,いろんな憶測が飛んでいる。

 ご本人は,小沢代表が党首会談に応じてくれなかったのが理由だと言い
 (→本人の会見「本日、小沢党首に党首会談を申し入れ、私の率直な思いと考えを伝えようと。残念ながら、党首会談については実質的に断られてしまったわけであります。…中略…大変残念でございました。今後、このテロとの戦いを継続させる上において、私はどうすべきか、むしろこれは局面を転換しなければならない。新たな総理のもとで、テロとの戦いを継続をしていく、それを目指すべきではないだろうか。」)

 与謝野官房長官は,病気のせいだと言い
 (→時事通信9月12日19時1分配信「与謝野馨官房長官は12日午後の記者会見で、安倍晋三首相の辞任の理由について『首相がたった1つ言わなかった問題は健康状態だろう。個人の問題だから病気などについて詳しく言えないが、仕事と健康の両立について、深い苦悩の中にあった』と述べた。)

 下馬評では,安倍家の脱税疑惑が出てきたからと言い
 (→毎日新聞2007年9月12日15時00分配信「安倍首相辞意『週刊現代』が『脱税疑惑』追及で取材 突然辞意を表明した安倍首相については、「週刊現代」が首相自身の政治団体を利用した「脱税疑惑」を追及する取材を進めていた。同編集部によると、安倍首相は父晋太郎氏の死亡に伴い、相続した財産を政治団体に寄付。相続税を免れた疑いがあるという。晋太郎氏は91年5月に死亡し、遺産総額は25億円に上るとされていた。編集部は安倍首相サイドに質問状を送付し、12日午後2時が回答期限としており、15日発売号で掲載する予定だったという。)

そのほか宗教関係のことが問題だとか・・・,なんだか理由はよく分からないけれども,どうせ数日経てばある程度ハッキリすることなので,今のところは,野次馬的な興味の対象として置いておけばよい。

 問題は,安倍氏が辞めたことで,うやむやになってしまう問題が無いかどうか,十分に注意をしておくことだ。

 とかく日本という国は,私的なことと公的なことの混同が起こりやすい。
 責任者が,辞任したり,自殺したりすると,同情を寄せたり,あるいは,なんだか大事な問題もカタが付いたような気になってしまう傾向がある。
 私的な感情はあくまで私的なもの。
 公的な問題は辞任したとしても,放置されたまま残っている。

 こういう場面では,なぜ安倍氏がこれほどまでに支持を失ったのか,もう一度,確認しておかないといけない。

  ◆国民の生活を軽視してきたこと
   (年金問題,格差社会の放置,弱者切り捨て 等々)

  ◆戦後レジーム脱却と称した憲法改悪
   (国民投票法,全体主義化,立憲主義軽視,教基法&教育改悪 等々)

  ◆政治に対する不信増大
   (政治資金問題,大臣らの失言,組閣の恣意性 等々)


 どうだろう?これらは,安倍氏が辞めたから直ちに解決が付く問題だろうか?
 仮に,新総裁が,小泉純一郎氏とか麻生太郎氏とかに決まって,なんとなく刷新ムードでうやむやになってしまった場合,これらの課題はどうなるのだろうか?

 もし,この流れが変わらなければ,今回の辞任劇は,単なる「首のすげ替え」というか,「トカゲの尻尾キリ」(~首相には失礼だが,求心力の弱さからして「トカゲの尻尾」の方がピタッと来る~)で終わってしまう。
 そうなれば,為政者の思う壺だ。

 とりあえず安倍氏の個人的な理由は横に置いといて,なぜ安倍氏を辞めさせなければならないのか,首相を下ろさなければならないか,という原点を忘れないように,国民自身こそが自問自答する必要があるように思う。
 これまで,政治家に「公私混同はダメ!」と強く申し立ててきたのだから,国民自身も「首相辞任に私的感情を混同しちゃダメ!」ということである。

 私たちは,国民の力で政治が変わる,というシュミレーションを現実のものにしたのだ。
 だからこそ,ここから先を良い展開にしていくために,この1年の悪政の総括を,今こそ徹底して行っておくべきだろう。

 今必要なのは,安倍氏への個人的同情でも,安倍氏の人格攻撃でもない。
 安倍氏のやってきた「良くないこと」「失政」の洗い出しと,再確認だ。
 安倍氏のような人材が,再び,首相の座に就くような愚を繰り返さないように!

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