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 日本という国の戦後のウリは「戦後焦土からの驚異的な復興」だった。
 たいていの伝記や美談も,「前半は苦労話で,後半は成功話」という構成になっている。
 阪神タイガースのファンも,万年最下位の弱小球団時代を知っているからこそ,今の強さがたまらないのである。

 私たちは,マイナスからのたたき上げてのし上がるところに魅力を感じるという文化感を持っている。

(※だから,名家のお坊ちゃん若手首相には生理的な反感を感じたのだろう。健全な感覚だ。そういう意味では,福田氏も麻生氏も同じだ。だから,福田氏の,苦労人を装う作戦には要注意である。

 最近は,勝ち組・負け組に格差を固定化する傾向が顕著で,一旦マイナスに転落すると,徹底的に叩きまくって負け組を再起不能にしがちである。
 這い上がる泥臭さにも嫌悪感を呈する風潮もある。
 我が国の誇る美しい再生・復興文化感が衰退の危機にある。
 しかし,既に私たちの国や社会は,経済的にも,感覚的にも,どん底にあると思う。
 だからこそ「マイナスから出発して,再生,復興する」という文化感を,今こそ見直すべきである。

 なんだか,やたらおおげさなことを書いたが,本題は珍キャラのことである。
 丹波の井村弁護士から教えてもらった夕張夫妻を紹介したい。
 以下は朝日新聞の2007年9月18日記事である(→こちらより
「負債夫妻」夕張の救世主になるか? PRキャラ登場

負債抱えた夕張夫妻の自虐キャラ
fussaifusai.jpg
 「金はないけど愛はある」。
 そんな標語のもと、財政破綻(はたん)した北海道夕張市の再建をかけたPRキャラクターを東京の広告プランナーが提案。
 藤倉肇市長も乗り気だ。

 名付けて「負債を抱えた夕張夫妻」。
 「夕張父さん(倒産)」と「まっ母(真っ赤)さん」。
 発案者の「負の資産は隠すより活用するに限る」との哲学から生まれた。

 11月22日の「いい夫婦の日」にJR夕張駅に初登場させ、観光会社にキャラクターにちなんだツアーを企画してもらう計画だ。
 “負債夫妻”が夕張の救世主となるか?


 私は,この記事中の「負の資産は隠すよりも活用するに限る」という哲学に大賛成だ。
 弁護士の仕事をしていると,毎日が,再生,再起,復興,立ち直り,やり直しの場面の連続なので,余計にそう思うのかも知れない。
 が,この感覚こそが,没落日本の社会の中にある自然治癒力,免疫力だと確信する。

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