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重松清著「青い鳥」(新潮社/2007年7月20日初版)はお薦めの一冊です。
青い鳥
短編8話の連続小説ですが,取り上げているテーマは,
  いじめ(た側),いじめ(られた側),いじめ自殺,
  非行,過労死,学校,学級崩壊,虐待・・・

いずれも現代的で,かつ,身近に感じられる重たい問題です。

そして,それを
  ■ひとりぼっち
  ■たいせつなこと(≠正しいこと)
  ■寄り添うこと

という軸で見事に括って,これらの問題で何が欠けているのかを,私たちの心を総動員して考えさせられ,感動させられる(私は何度も涙腺がゆるんだ)好著です。

 吃音でうまくしゃべれない臨時講師(脇役的な主人公)が,様々な問題を心に負った子どもたちに,寄り添うことで,「たいせつなこと」を伝えていく,というストーリーですけれども,こむずかしい御託や理屈じゃなくて,単純に,「泣かせる話だ」というだけでも読む価値があります。

 大人が読む本かも知れません。
 子どもが読む本かも知れません。
 いずれにしても,
 子どもや教育に関心を持つ人だけが読む本ではないと思います。

 今,神戸ではいじめによる自殺の事件が起きています。
 問題の切り口はいろいろあると思いますが,関係者のうち一人でもこの本が伝えようとしているスピリッツに出会っていたら,どうだったろうかと悔やまれるような気がします。
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