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 橋下弁護士のブログ(→http://hashimotol.exblog.jp/)と,

 今枝弁護士のブログ(→http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490 とか, http://beauty.geocities.jp/imajin28490/)で,

お互いに激論が交わされています。
論点は,もちろん光市事件や橋下弁護士の懲戒請求扇動事件についてです。

それぞれが裁判所に提出した書面をアップしているので,「裁判」というものに少しでも関心をお持ちの方は,ご覧いただけるといいと思います。

さらに,
   光市事件懲戒請求扇動問題 弁護団広報ページ
というのも出来ています(→http://wiki.livedoor.jp/keiben/d/FrontPage



 ところで,議論のやり取りを見ていると,やはり双方とも議論のプロなので,議論自体は噛み合っているように見えます。
 しかし,なんか根本的なところが噛み合っていないので,議論が平行線になっているように見えたり,双方とも瑣末なところにこだわっているように見えるのかなと思いました。

 そういうふうに感じたヒントは,橋下弁護士が裁判所に提出した答弁書の中にありました。
 「司法に携わる者であっても,世間の声に左右されてはいけない場面と世間の声を敏感に感じ取らなければならない場面の両方があるのである。」
 つまり,裁判の場面では「事件」を見るべきだが,
      懲戒の場面では「世間」を見るべきだ,
と,視点の使い分けをするべきだと主張しているわけです。

 これはなるほどと思いました。

 そういう視点で,橋下弁護士の主張をざっと見て感じたのは,ひたすら「世間」,「世間」と繰り返しているところ。
 橋下弁護士は,「世間」を向いて,モノを言い続けているわけですね。

 これに対して,今枝弁護士は「事件」「人間」を向いて主張を発しています。
 今枝さんが,特にこだわっているのは,具体的な「人間」のようです。

 そこに,批判が集中する側面もあれば,強い共感を呼ぶところもあるのだろうと思います。

 橋下弁護士のブログが「橋下徹のLawyer’s EYE」というタイトルで,「弁護士の目」を標題にしながらも,実際に意識しているのが「世間の目」です。
 橋下さんにとっては,目に見えない抽象的なものが,「たいせつなこと」なんですね。

 今枝さんのブログは「弁護士・未熟な人間・今枝仁・・・光市事件と刑事弁護の理解のために」というタイトルで,「人間」「事件」をストレートに前面に出しています。
 あくまでも,具体的なこと,個別的なことが,「たいせつなこと」なんですね。


 そのスタンスの違いが,議論が噛み合っていないと感じるワケなんだと分かりました。

(※ 文中の「たいせつなこと」というのは,先日ご紹介した「青い鳥」という本の中に出てくるキーワードです。「青い鳥」は,徹底して「人間」「事件」にこだわり,「世間」にこだわらない,お話でした。)
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