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 欠陥住宅の事件を何件か手掛けています。住宅の事件というと,大工さんが出てきて,なんとなく職人の世界のように思われるかも知れませんが,さにあらず。

 わけのわからない計算式が飛び交う,純・理系の世界なんです。

 そういえば,本日保釈された姉歯氏のやっていた「構造計算」というのも,計算式の飛び交う数式の羅列ですよね。
 私が受任しているある事件では,地盤の軟弱性が争点になっています。土が軟らかいか,それともしっかりしているか,ということなんですが,それだけでは事がすみません。

 裁判で提出される準備書面上には,こんな計算式が飛び交っています。

 長期許容支持力qa = 1/3×(ic×α×C×Nc+ir×β×γ1×B×Nr+iq×γ2×Df×Nq) (kN/m2)
 C(粘着力)= 10×N/1.6 この場合 Ø = 0°
 内部摩擦角Ø=(20×N)~1/2+15


 ・・・・なんのこっちゃ分からないですよね。これをあれこれ勉強して理解しないと,前に進みませんので,アセアセしながら読み慣れない土木工学の本などとにらめっこするのです。

 理系がやだから弁護士になったのですが,やはりそうはいきませんでした。日々勉強です。

 姉歯さんも,こういう計算式の世界にどっぷり漬かっているうちに,生身の人間の理性を失ったのでしょうけど,「現実と離れた数式」というのは,単なるロジックで,重みも価値もありませんよね。
 そういう意味では,目の前にある「欠陥」という現実を,いかに数式で表現するか,という世界は面白くて,勉強のし甲斐もあって,血が通った数式であると言えるかも知れません(・・・・しかし,やっぱり難しい!)


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