上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 私は,5年ぐらい前から,ある阪神間の児童養護施設に定期的に通っています。
 弁護士会でも,神戸市内の児童養護施設の施設長さんたちとの交流会を続けています。
 昨日も,神戸市内のある養護施設に訪問して,勉強会をしてきました。

 そのようにして,繰り返し足を運んで実際に肌で触れてみて,養護施設で暮らす子どもたちは,本当に,いろんな意味で大変だとつくづく思います。

 そして,私の知る限り,養護施設で働いている先生,職員の方々は,みなさん優しく,献身的で,「子どものために」という思いで,実に一生懸命頑張っておられます。

 私自身は,養護施設とかかわりを持つようになって,これほどまでに四角四面な法律が障害となるのか,ということを思い知りました。

 そして,福祉行政が不十分であることを知りました。

 昨日のニュースで,実は,これまで養護施設の実情について,行政が直接目を向けていないことを知りました。
 そりゃあ,不十分なのももっともだ,と分かりました。

 しかし,他方で,今年出た最高裁判決を踏まえ,児童養護施設を,厚労省の管轄下に置き,日常のコマゴマしたことにまで,行政が監視の目を光らせるという動きもあるのも事実です。
 そうだとすると,言うまでもなく,役所の責任体制をきちんと整えることが目的です。


 今回の調査は誰のために行われるのか?
    役所の保身のため・・・・論外
    円滑な行政のため・・・・×
    施設のため・・・・・・・・・・○
    子どものため・・・・・・・・・◎

調査にあたっては,ここの視点を誤らないようにしないといけません。

<以下毎日新聞より引用>
児童施設 初の全国調査へ 被虐待児らの受け皿見直しで

 親の虐待などさまざまな事情から家庭で暮らせない子供たちの生活する児童養護施設など入所施設のケアの実態について、厚生労働省は来年度、初の全国調査に乗り出す。
 同省は被虐待児らの受け皿を整備するため児童福祉法などを大幅に見直す方針を決めており、それに合わせ処遇の実情を調べる。

 対象は、児童養護施設(558カ所約3万人)
  ▽乳児院(118カ所約3000人)
  ▽心の専門治療が必要な子供を支援する情緒障害児短期治療施設(27カ所約900人)
  ▽非行を繰り返す子供などを指導する児童自立支援施設(58カ所約1900人)と、
  母子生活支援施設。
 調査は、子供一人一人にどう手がかけられているかや安心して暮らせているかなどをみる。項目と方法は今後詰める。

 少子化の中、施設に入所する子供や里子は05年、4万人を超えた。
 児童養護施設には、ほぼ定員いっぱいの3万人が暮らす。
 毎日新聞の調べでは00年以後、定員を超えて子供を受け入れた児童養護施設は5都府県47カ所に上る。

 家庭で虐待を受けた子供は児童養護施設で6割。
 短期治療施設や児童自立支援施設でも6~7割に達し、退所後に家庭に戻れない場合も少なくない。
 虐待を受けた子供はその傷から気持ちを伝えにくく、自分や他人を傷つける場合もあるが、ケアの中身は施設により大きく異なる。

 家庭的な養育が求められているが、児童養護施設の場合、少人数のグループホーム型施設で暮らす子供は3万人中1割程度で、多くは目の届きにくい大型施設だ。
 「ボランティアの嘱託医に毎週カウンセリングしてもらう」(東海地方の施設)、「登校の難しい子供に職員が付き添う」(東京都内の施設長)ところもある一方、「経験不足の20代の職員が半数を占め、事故が起きやすい環境の施設もある」(中国地方の施設長)のが現状だ。

 一方、施設の職員配置基準は児童養護施設では「小学生以上の子供6人に対し職員1人」が28年間変わらない。見直しを求める現場の声は強く、同省の専門家会合の報告でも検討課題とされた。
【野倉恵】 11月26日15時1分配信 毎日新聞

Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/553-79f71ef3
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。