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12月8日に兵庫県震災復興研究センターが主催する,
  『復興まちづくり検証/フィールドワーク』
が,わが事務所のある地元の西宮北口地区で行われました。

残念ながら,私は,都合で参加できなかったのですが,翌日,様子をお聞きし資料をいただいたので,簡単に書き留めておきます。
(詳しくは「兵庫県震災復興研究センター」のHPをどうぞ。)

阪急西宮北口駅のあたりは,阪神淡路大震災で大きな被害を受け,
  ◆西宮北口駅北東地区 震災復興第二種市街地再開発事業
   (→アクタ西宮の建設など)
  ◆西宮北口駅南 土地区画整理事業
   (→兵庫県芸術文化センターなど)
  ◆西宮北口駅北東地区 震災復興土地区画整理事業
   (→高木西町など約31.2ha)
などが行われ,大きくまちなみが変わりました。

 13年が経過した今も,区画整理事業の一部は未だに完了しておらず,ずいぶんと長い時間が掛かっていますけれども,しかし,今回のフィールドワークを通じて感じられたのは,
    ○じっくりと話し合いを進めながら
    ○柔軟な対応

がなされきた点は,とても高く評価できるということです。

ここで「柔軟」というのはどういうことか,というと,
  ・道路は,必ずしも真っ直ぐでなくて良い
  ・両側の歩道は,必ずしも対象形でなくても良い
  ・道路施工の要綱の遵守などは,必ずしも絶対の基準ではない

というたぐいの事柄です。

こんなのは当たり前のことのように思われるかも知れません。
しかし,こういうところに,市と住民の対立が起こったり,まち全体を巻き込む難題が潜んでいたりします。
公共事業の限界は,こういうところに隠れているのです。

憲法上は,
   個人の価値 > 公共の利益
ということになっています。今の憲法では,ここの部分の優劣の序列は,はっきりしています。
しかし,私たちの日常生活の中の意識には,
   公共の秩序 > 個人の利害
という考えが染みついていたりします。

たとえば,役人を長年やっていると,ここのところがサカサマになっていたりして,本末転倒な事態になったりします。

そこのところの微妙な調整を目に見える形で実現するのが「まちづくり」です。
西宮北口周辺のまちづくりでは,それが上手に実現できている由。

わが街のあちこちに,その片鱗が存在しているということを知って,嬉しく感じました。
住民の方々と,事業担当の職員の方々に敬意!
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