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 駅に通う途中に広い田んぼがあります。毎日,通りがかりに稲の成長する姿を見ることが出来ます。

 ゲロゲロギャーギャーと鳴くカエルの合唱が聞こえ,一面新緑になる時期が私の一番のお気に入りですが,今朝ふと見てみると,稲穂が黄金色に色づいてきて,いよいよ稲刈りが近いような感じでした。これも,なかなか良いものだなと思いました。
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 “実るほど頭を垂れる稲穂かな”ということわざがありますが,稲穂が熟して穂先がどんどん下がってくるのを見ると,まさに写実的にその様子を感じることが出来ます。

 ちょっと無理なこじつけですが,裁判官などに対して感じることと結びつけてみることにしましょう。
 この「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という詠み人知らずの俳句は,稲穂は実れば実るほど穂先を垂れ頭を下げることから、君子は学識や徳行が深まるほど謙虚になるものだという意味です。
 地位が上がっても謙虚に生きなさいという戒め(いましめ)によく使われます。

 物理的に見てみると,重い頭部を支えるだけの茎の強度がないために穂先が垂れ下がるわけですが,他方,草木全体が倒れない,というのは,目に見えない地中の根の部分がしっかり張りめぐらされているという状態のあらわれでもあります。
 「能ある鷹は爪を隠す」ということわざにも通じるかも知れません。

 だいたい,こういうふうにことわざのウンチクを垂れること自体が,偉そうな感じがしますし,そもそもあんまり面白くないので,このへんでダメ出しして,本題に入りますが,確かに,エライと言われて尊敬されている裁判官謙虚な方が多いですね。

 「有名な人」というのは必ずしも謙虚でないことが多いです。しかし,身近な人から尊敬される「立派な裁判官」は,確かにつまらないことであっても,しっかり人の話に耳を傾けてくれます。
 そして,概して,こういうふうに,人の話に耳を傾ける立派な裁判官の書いた判決は,依頼者も納得することが多いし,和解も成立することが多いです。
 人の話を聞くというのは,なかなか根気の要る作業です。さらに,そこから的確に何かを汲み取るという技は職人芸です。
 そういう意味で,人の話に耳を傾ける裁判官は有能な法曹でもある,ということになります。そういう裁判官は,弁護士である私からしても信頼に値する法曹といえます。

 もちろん,弁護士や検察官でも,同じことがあてはまるんでしょうけど・・・・。

 私の場合は,人の話をじっくり聞く忍耐力も身に付いておらず,ふと気付くと自分でベラベラしゃべってばかりで,まだまだ修行が足りません。
 結局,カエルみたいにゲロゲロギャーギャー鳴く程度の芸当が関の山ですから,私が頭を垂れるようになるのは,まだまだ先の話です。


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