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 昨日,近畿弁護士会連合会(近畿内の弁護士会の集まり)が主催する「常勤裁判官・非常勤裁判官任官者の懇談会・激励会」に参加してきました。

 よーするに,弁護士任官弁護士裁判官になること)する人たちを送り出す会です。

 送り出される方々は,弁護士のバッチを捨てて完全に裁判官になっちゃう人が1人(=常勤裁判官),週に1日だけ裁判官を務める人が16人(=非常勤裁判官)という陣営です。

 私の同期(研修所の同窓生),同世代の方も何名かいて,なんとなく感慨深い思いを感じました。
 裁判官は,特に頭のいい優秀な人がなるものです(少なくとも,この業界ではそう思われている。)が,他方で,「裁判所」という閉鎖的な役所の中で純粋培養されるので,世間の常識に疎いとか,市民感覚を備えていない,という批判を受けることもよくあります。

 そこで,民間で社会で,市民と触れあった経験のある弁護士が,裁判官になったらどうか,ということでこの制度が始まりました。

 アメリカなどでは,判事(裁判官)は,弁護士等の経験のある人が就任することになっていて,弁護士任官は当たり前のことです。これを法曹一元などと言います(→日弁連でも「法曹一元」をめざすいう決議を出してます

 うちの事務所のパートナーだった弁護士も,今は弁護士任官して,弁護士として培ってきたキャラクターを活かして,しっかり裁判官を務めています。

 面白いのは「非常勤裁判官」ですよね。週に1回だけ,裁判官の役目を果たすということで,それ以外はフツーに弁護士稼業をやるわけです。具体的には,調停官といって,簡易裁判所や家庭裁判所の調停の指揮監督をする役割なので,実際に法廷の壇上で法服を着て判決を言い渡したりする訳じゃないのですが,それでも,異なる風が吹き込むのは裁判所にとっても良いことですし,任官する弁護士にとっても違った目線で事件を見るのは,たいへんためになることだそうです。

 なお,任官者が増えることは社会にとっても法曹界にとっても良いことですので,同僚のみなさんにも頑張って就任していただきたいと願うばかりです(私はキャラが合わないので絶対にやりたくないので)。


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