1月17日に,

名古屋の友人(征吾パパ)から電話をもらった。

名古屋の弁護士さんからも教えてもらった。

中日新聞に,私の記事が出ているという。


ただ,残念ながら,関西では中日新聞を買って読む術がない。
tyuniti1.jpg 仕方がないので征吾パパにデジカメで写して送ってもらい,記事の方は有料新聞検索でゲットした。

 さて,この記事だけれども,
 災害問題で知り合った中日新聞の記者さんが,事務所に取材に来て,雑談をして帰ったのであるが,あの雑談のような話が,こんな風に上手にまとめて記事になるのかと思うと,やはりプロだなと思う。

 しかし,
 顔写真で自分の姿を客観的に見てみて,これじゃあイカンわ,もっとダイエットに励まなければと感じたのが今日の一番の印象である。

 振り返って問題点直視

 大震災が起きた年に弁護士になった津久井進さん(38)=兵庫県尼崎市=は、法律家の立場からも被災地域の一員としても、神戸復興の歩みを見続けてきた。復興をめぐる現在を聞いた。

   -年月が一回りした今、神戸から復興のミッション(使命)を、という声が出ている。

 これまでは「後ろを振り向かずに前に進もう」が、被災地の合言葉だった。しかし、これからはむしろ振り返って問題点を直視することが必要ではないか。例えば、罹災(りさい)都市借地借家臨時処理法は戦災復興のための法律。神戸で役立たないと実感しながら放置され、新潟県中越地震でも適用された。被災地責任を放置して大切な事柄を風化させていると感じる。

   -震災の記憶が風化する中、神戸の役割とは。

 今までは経験や記憶を生の形で語り継いできた。今後は、そこから教訓を抽出し、どの地域でも応用できる取り組みに成熟させていく姿勢が必要。マンションの耐震補強などはその好例だ。

 震災後、早く立ち直ろうとして震災の傷跡を懸命に消してきたが、半面、目に見える足跡が少ないのも問題。新潟、能登と比べる指標もない。復興の道のりを検証できる跡を残しておくべきだったと思う。

   -復興の象徴で副都心化を目指した新長田地区は、負の問題を抱えているようだが。

 震災前よりも、人口減少やコミュニティーの弱体化などインナーシティー問題が悪化し、復興計画外の地域との落差も大きい。震災を口実に行政が拙速に新しい街に変えてしまおうとしたのが失敗。ただ、新潟ではこの教訓が生かされていると思う。東京都などでの復興事前検討でも「新長田みたいな進め方はやめよう」と、行政自身が言っている。中越地震でも「みんなで考えること自体が復興ではないか」という意見もある。プロセスを大事にしないといけない。

   -経験から感じた復興デザインを描く意味は。

 自分たちの住む街の個性を平時から見詰めておくこと。そうだと復興が早い。復興は自分たちのアイデンティティーの再確認みたいなものだから。災害復興というと、すぐに公共土木工事を連想するが、むしろ市民共同参画の視点が不可欠。それが「人間復興」への道につながる。

   -施行された改正被災者生活再建支援法で、神戸が訴えてきた住宅再建支援も認められた。

 立法運動をした市民の願いや提案に、正面から応えたのが今回の改正。被災者の役に立つ法律になった。国がようやくミッションに目覚めたと言えるのではないか。

 災害は社会に内在する問題を一挙に噴出させる。そして人間の生活の営みの土台を崩してしまう。しかし、憲法に幸福追求権が明記されている通り「政治は国民を幸せにするためにある」。震災に遭ったとき、幸福追求の土台を回復するために力を尽くすのが政治のミッション。自助努力に尽きるというのは政治のあり方として誤っている。

   -今や神戸は、災害復興に関する「知の集積地」になった。

 街全体が震災復興のシンクタンクだ。しかし、マンパワーが足りない。十三年目以降の課題は、もっと多くの人が過去と向き合うこと。そうすれば、地域全体が防災、減災、復興という問題の発信基地になれる。被災地のノウハウを語り継いでいくのが私たちのミッション。それを支援することが公の役割だと思う。

津久井進(つくい・すすむ)
 1969年、名古屋市熱田区生まれ。神戸大法学部卒。弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所代表社員。兵庫県弁護士会災害復興等支援委員会委員長、阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長、関西学院大災害復興制度研究所客員研究員。共著に「論・被災からの再生」「災害復興とそのミッション」など。


※追記
本日(1/20)に,記者さんから送っていただいた中日新聞が届いた。
確かに掲載されていた。

たまに他の地方紙を読むのも楽しい。いろんな発見がある。
東海地方は,やはり東海地震を想定しているためか,防災意識が神戸よりも高いのではないかと感じた。
(あと,ちびまる子ちゃんは,神戸新聞だけでなく全国の地方紙にも連載されていることを,あらためて知った。)
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