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 世界同時株安が深刻化している。
 このまま放置すれば,世界経済の破綻も近い。

 直接的な原因は,アメリカのサブプライムローン問題であるとされている。
 しかし,もう少しマクロに言えば,アメリカという大国の経済的信用が地に落ちたということである。

 アメリカが経済的に破綻しているというのは周知の事実であった(アメリカには7兆ドル以上の国家借入金があり,世界最大の債務国だ。)。
 それでも,世界経済はひたすらアメリカを頼りにしてきた。
 ところが,いよいよ世界経済が,アメリカを見限ろうとしている,というだけのことである。

 たとえて言えば,危ういと知りながらも,ガキ大将に盲従してきた子分たちが,親分の小さな異変を目の当たりにして,正気に戻って,ふと立ち止まって考え込んでいるということだろう。

 かといって,直ちにアメリカを見限るわけにもいかないのが難しいところだ。
 アメリカ一国に依存してきた,世界全体のツケでもある。

 とにかく,アメリカさんご自身に,きちんと反省してもらって,「己を知る」自覚をなし,自ら進んで再生の努力をしていただくのが,一番の早道である。

 この点,次期大統領選に手を挙げている話題のバラク・オバマ氏の
    「合衆国再生/大いなる希望を抱いて」
という本が店頭に並んでいる。
obama.jpg(「再生」という言葉を見ると,すぐに「民事再生?」,「破綻手続?」,「債務処理?」と連想してしまうのは,マチ弁に特有の短絡的な発想癖か・・・。)

 この本を手にとって,内容をちらっと見てみたら,
   「第5章 再生のための政策」
という章では,「アメリカ経済の危機」「アメリカ経済と世界経済の動向」「いかにして財源をまかなうか」という問題提起をした上で,ラストは,
   「格差社会の是正」
というテーマで締め括っている。

 つまり,アメリカでも,自国の内部で,自己免疫不全状態を起こしていることを自覚し,これを是正するのが再生の第一歩だという見識があることが分かるのである。


 さらに,オバマ氏は,対外政策(軍事問題)の章(第8章)でも,
    「世界から信頼される国へ」
    「世界平和と平等こそが国益になる」

ということも言っている。
 (軍事政策はともかくとして)経済政策の場面で,本当にそのような姿勢が貫かれたならば,アメリカに対する信頼回復も進みやすいだろう。

 多重債務を抱える自己免疫不全のガキ大将のアメリカが,この機会に正気に戻って,物心ともに再生してくれることを望みたい。

(※私などは,アメリカが,これまでの軍事強行路線から,協調・対話平和路線に政策転換することによって,莫大な軍事費の一部を自国の経済の建て直し投資に回せるので,世界経済の正常化にリーダーシップを取ることもでき,そのことによって信頼を回復すればよいと思う。なので,むしろ,今こそ,世界平和のチャンスだと思うのであるが・・・・。)
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