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 昨日から幕張メッセで「9条世界会議」が開催されている。
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 初日の5/4には,予想を大幅に上回る人々が集まり,3000人以上が,会場外に集ったらしい(→東京新聞の記事は後掲のとおり)

 とても,すばらしいことだと思う。

 残念ながら,私は会場に集えなかったが,多くの参加者が感動を覚えたという話を聞いて,参加者のみなさんのレポートを早く拝見したいと,うずうずしている。

 ところで,このような取り組みが,憲法制定後61年目,つまり2廻り目に入って初めて開催されたということを誇らしく思うと共に,他方で,日本国民の一人としてうっかりしていたという憾みを禁じ得ない。

 憲法の前文には次のとおり明記されていたはずだ。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。…日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
 つまり,国際社会において,平和を実現するための活動や呼びかけをしていき,名誉ある地位を占めるために全力を尽くすと誓っていたのである。
 そして,それを行うのは,誰であろう「われら」すなわち「日本国民」の仕事だと誓っていたのである。

 そうしてみると,市民が主となって,全世界から多くの方々を集めたこの「9条世界会議」こそ,
     国際社会において名誉ある地位を占める
具体的行動であると言えるのではないか。


 ところで,まもなく洞爺湖サミットが開催される。
 政府としては,世界の先進諸国の首脳が集まるこの貴重な機会こそ,「国際社会における名誉」を勝ち取る格好のチャンスだと思っているだろう。

 たしかに,洞爺湖サミットのテーマにも
   ◆大量破壊兵器の不拡散
   ◆イラン・北朝鮮の核問題
   ◆テロ,地域情勢
など,平和に関するテーマが盛り込まれている(→公式HPのテーマはこちら

 (そうだとすると,本来は,このサミットの場こそが,本来「9条世界会議」が行われるべき場なのかも知れないが,それはさておくこととして…)このサミットの場で,今回の「9条世界会議」の開催の意義について一言でも触れられるかどうかが,日本の勇気とアイデンティティーを示せる「名誉ある地位」への第一歩ではないか(と思っている人も少なくないだろう。)
東京新聞5月5日朝刊の記事です。
『9条で命守られた』 9条世界会議 高遠さん語る 千葉で開幕

 世界各地で紛争が絶えない中、戦争放棄をうたった日本国憲法九条の意義を再確認する「9条世界会議」が四日、千葉市の幕張メッセで始まり、海外の参加者も含め約一万五千人(主催者発表)が会場を埋めた。

 イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんは、武装勢力に拘束された経験を基に発言。「(自衛隊のイラク派遣で)日本が九条を突破したことで人質にされた。殺されなかったのは、私たちがイラクで丸腰で対話を続けてきたと分かったから。九条(の精神)を実践し、九条で命を守られた」と振り返った。

 作家の雨宮処凛さんは「貧困で生存権を脅かされた人が『希望は戦争』と言う状況は、貧困層が戦争に駆り出される米国と近いものがある。軍事費を削って人が生きるために使うべきだ」と話した。

 「人類の敵は貧困、病気、無学、人権侵害、テロ、温暖化。戦争ではなくせない。むしろひどくしている」と訴えたのは、米国の平和運動家コーラ・ワイスさん。
元日弁連会長の土屋公献さんは「立派な軍隊を持ちつつ九条を世界に広めようとはおこがましいが、矛盾を打破して堂々と呼び掛けるべきだ」。

 連合国軍総司令部(GHQ)で憲法草案を執筆した米国のベアテ・シロタ・ゴードンさんは「押し付けというが、自分より良いものは押し付けない。日本の憲法は米国より素晴らしい」と日本語で演説し、拍手を浴びた。

 会議は作家井上ひさしさん、国際政治学者の武者小路公秀さん、歌手の加藤登紀子さんら各界の著名人が呼び掛け人となって催した。五日は分科会、六日は総会を開く。


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