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 furikomesagi.jpg 昨日から,「振り込め詐欺救済法」(正式名称⇒犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律)に基づいて,犯罪に利用された預金口座が,ホームページにアップされています。

 まずは,『振り込め詐欺救済法に基づく公告』を見てみて下さい。


 ここには,振り込め詐欺とか,オレオレ詐欺とか,還付金詐欺をはじめ,さまざまな消費者詐欺被害で使われた銀行口座のリストが出ています。
 昨日から,これが公開が始まったのですが,スタート当初から,その数なんと6000件超!

 これほど数多くの口座が犯罪に使われていたというのも驚きですが,
 口座の名義人から,口座番号,さらに,預金残高まで公開されているわけで,目に見える形で消費者保護施策が行われていることに,また(良い意味で)驚きました。

 徹底した秘密主義だった銀行実務に,これほど大きな方針転換をさせるとは,消費者保護立法の威力はすごいなあと思います。

 これまでは,オレオレ詐欺に遭っても,被害救済を得るためには・・・・

   民事裁判を起こす → 勝訴判決を得る → 差押えをする → 裁判所から配当を受ける

という手続きを経なければなりませんでした。
 しかし,振り込め詐欺救済法のスキームでは,

   警察と銀行に被害申告 ⇒ 口座を凍結・失権 ⇒ 支払の申請 ⇒ 銀行から直接分配

という感じ,裁判所を利用しなくても,被害回復が可能になるわけです。

 こういった,“目に見える被害者保護”,“手の届く手続き”,“早い安い上手い救済システム”の開発にどんどん取り組んでもらいたいものです。


※本日は,サンTVのニュースシグナル『法律シグナル』の当番ですが,この振り込め詐欺救済法を取り上げる予定です。
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