米国のリーマンブラザーズが破綻したことから,ヨーロッパの株式市場は,大幅な株価下落となっているようだ。

 日本の株式市場は,もう数十分で,すぐ開ける。
 やっぱり,少なからぬ影響があるだろう。

 ひと昔,ふた昔前の市場だと,このような大手金融会社の破綻の影響は,情報網より先に広がり,一旦,影響が及ぶと回復はなかなか難しかった。
 しかし,今は,市場への影響よりも,情報の方が先に伝わるようになった。
 上げ下げの影響も早いけれども,
 他方で,早めにいろいろ対策を講じることが可能となった。

 今回のリーマンブラザーズの破綻についても,市場が開ける前に,金融庁が,金融商品取引法に基づき、業務停止命令と資産の国内保有命令を出したと発表した。
 対処療法に過ぎないとはいうものの,とりあえず何かしらの手を打つというパフォーマンスとしての意味はあったのではないか。

 米国が公的資金の投入を拒絶したというのも良かったと思う。
 日本のバブル破綻後に,当初,公的資金を注入し,事態を先送りして,結局,最後は自己責任で始末を付けた経過と比較すると,解決の先手を打ったようにも思える。

 この一件が,一過性の影響でおさまるか,ボディーブローのように今後に深く影響していくかは,次の対策待ちになると思われるが,どうなることやら。

 サブプライム問題から引き続く米国の金融不安であるが,不安要素は尽きないから,まだまだしばらく続くのだろう。
 そのまま世界恐慌に突入していくのかどうかは,市場に,踏ん張る力というか,どれほど粘りがあるか(=どれぐらい,市場価格に見合った実体が存するのか),というところか。
 
Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/684-b6bcdc31