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 とてもナットクのいくお話で,また,優しい日本人にこそ,広く知っていただきたいことがある。

 災害の被災地に義援物資を送るのは迷惑だからやめよう,ということである。

  「中越発 救援物資はもういらない!?
         ~新しい善意(マゴコロ)の届け方」

というブックレットが発行された。

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 内容は,まさにタイトルの通りである。

 被災地に,救援物資を「善意」で送る例がよく見られるが,受け入れる被災地としては,
■ドバッと大量に受け取ること自体が大変な手間だ。

■分別・配分するのに膨大なカネとヒトが要る。

■保管するのにも倉庫代などお金がかかる。

■被災地には不要なものも多く,捨てるのにも一苦労。

■古着や廃棄品などもまじっていることもある。

■今どき,必要なのはモノよりカネである。

■贈与品があふれると被災地の商産業・経済の再生を妨げる。

などなど,さまざまな理由で,実は非常にお困りだったのである。


 しかし,「善意」だけに,断るわけにもいかず,受け入れてきたのがこれまでの実情で,災害担当者には,「二次災害」とさえ言われていた。

 そこで,新潟中越地震に遭った長岡市は,平成18年12月,一般からの救援物資を受け取らないことを決めた。
 また,鳥取県でも,平成18年に,個人からの義捐物資を受け取らないことを地域防災計画に書き込むことにした。
 これは,ある意味,勇気ある決断だったと思う。
(必要な物資は,提携を結んだ自治体や企業から,機能的に調達するということである。)

 なお,これは世界でも同様の悩みのようである。
 バングラディシュなどでも輸入の際の通関料の支払いで被災地は困っているそうだ。

 アメリカのボランティア機構と協議をした松田曜子(NPO法人レスキューストックヤード)さんの報告によると,アメリカでもモノよりカネ,という強いニーズがあるようで,次のような募金文書があるそうだ。

「あなたがお金を寄付すれば,それはコンパクトで身軽に動けるあなた自身となる。お金での支援は『あなた』を最も必要とされる場所に届ける。」

 なかなか気が利いている。
 これ,まったくそのとおりである。
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