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我が地元の神戸地裁の庁舎内で,弁護士を狙った傷害事件が起きた。

高校時代の友人が心配して安否確認の連絡をくれたけれども(ありがとう!!),身近でこういう事態が起きるとは,全く本当に情けない限りである。

留意すべきは,加害者の動機。

新聞報道だと,弁護士が嫌いなので弁護士であれば『誰でも良かった』などと言っているとのこと。

これまでも弁護士等に対する暴力等が行われたことがある。
そのだいたいは,事件の関係者による不当要求や逆恨みようなものがほとんどだった。

しかし,今回は,「弁護士」という存在に向けられた暴力というのだ。
時と場合が違っていたら,どの弁護士が被害に遭ってもおかしくないということである。
これまでとは,質も種類も違っている。

弁護士に迫る「危険」のステージが変わった,ということなのだろうか。

ちょっと前に,橋下徹弁護士が不特定多数の大衆に,弁護士に対する懲戒請求(≒これも暴力の一種)を呼びかけたことがあるが,ああいうことは,『誰でも』弁護士に攻撃可能だ,という風潮を助長するきっかけになった。
もちろん全く別次元の話だろうけれど,不心得者にとっては『誰でも』という点で,似通ったものがあるのではなかろうか。

いずれにしても・・・,
今年始まる裁判員制度をはじめ,「開かれた司法」を実現していく過程で,不心得者が流入してくることは防げない。
だから,弁護士として,一定の「危険」と共存しながら仕事をしていかなければならないことは承知している。

ただ,私らとしても,周囲にある「危険」の「質」や「ステージ」が変わってきている,ということを,認識しておかなければならないと感じた次第だ。

最後になりましたが被害に遭われた辻先生には心よりお見舞い申し上げます。
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