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 阪神・淡路大震災がきっかけで生まれた,素晴らしいNGOがあるので,今日は,ここで紹介をしておきます。

 CODE(Citizens towards Overseas Disaster Emergency)というのですが,直訳すると,
    「海外災害援助市民センター」
ということになります。

 阪神・淡路大震災で70カ国余りから援助を受けましたが,「困ったときはお互い様」の精神で,その後に世界で起きた約50の海外の災害に,「人」「知恵」「力」を送っています。

 昨年は,CODEは第15回読売国際協力賞を受賞したところです(なお,アフガニスタンで死亡した伊藤和也さんも特別賞を受賞しています。)。

 そのCODEの事務局長として,常に最前線で活動しているのが村井雅清さんです。

 村井雅清さんのボランティア論は,とても明快です。
物資を送ったり,何かをしてあげることが「支援」なのだろうか。
そうではなく,被災者が自ら自立していくこと,
それを後方から支え,自立を促していくことこそ「支援」だ。
というものです。

 自立を促すことこそ支援だ,ということです。

 確かに,「助け」が過剰だとかえって自立を阻害する,という話はよく聞きますが,じゃあ,どうやって支援するのでしょうか。
 単なる一般的なエンパワーメント(自立的な行動ができるように内発性を促していくこと)と同じ手法なのでしょうか。

 たとえばその一つは,「その地の文化や伝統を尊重すること」
というのがあります。

 山古志村で,牛の角突きを長年にわたって関わってきた方が,
「自分たちが伝統を守っていたと思っていたが,実は自分たちが伝統に守られていると気付いた」
と話したというエピソードがあります。

 自立のきっかけとなる「伝統や文化の気付き」というのを促すのは,こんなところにあらわれています。

 もう一つ付け加えると,
  「伝統的な建物が,実は,その地域の耐震性に見合ったもの」であり,「伝統や文化の気付きが防災にもつながる」
ということにもなるということも指摘しておられます。

 これは,実に深く示唆深い本質的な指摘です。
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