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 神戸では,「偽装ラブホテル」問題が,熱いです。

 「偽装ラブホテル」というのは,なんでしょう?
 単なる「ラブホテル」とはどう違うのでしょう?

 これは,建築確認の申請をする際や,営業許可の申請をする時には,「リゾートホテル」とか「ビジネスホテル」として届け出て,許可を得て建てて置きながら,スタートしてからは「ラブホテル」として営業しているホテルをいいます。

 典型的な法の抜け穴くぐりですね。

 神戸の魚崎地区の住民の方々を中心に,「全国偽装ラブホテルをなくす会」が立ち上がり,元気に活動中です。

lovehotle.jpg この活動に刺激されて,兵庫県内では,違法ラブホ業者の摘発が立て続いています。

 それでも・・・・・,偽装ラブホテルを建てようとする業者は後を絶ちません。

 この問題は,実は,歴史の古い問題です。

 判例なんかを探してみると,昭和55年の旅館業法違反事件なんかは,「モーテル類似旅館」の適法性について,侃々諤々議論をしています。
 この「モーテル類似旅館」が,現代的に言うと,「偽装ラブホテル」なんですね。

 これら議論や社会問題を踏まえて,現在の新・風営法の規制が出来ています。

 しかし,時代の変化のスピードは急で,この規制の網は完全に破られています。

 たとえば,大阪府内で,ラブホテルとして覚知されているホテルが700軒ほどあるそうですが,風営法の届出を受けて営業しているのは,わずか98軒だけとのこと。
 7軒に6軒は偽装ラブホということです。
 兵庫県でも,172軒のうち正規のラブホテルは61軒だけ。3軒に2軒は偽装ラブホテル。

 法律の「外枠」だけで行政が行われ,
 法律の「趣旨」がないがしろにされている,

という我が国の法感覚の傾向が,こんなところに顕著にあらわれていると思います。
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