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 PFIというのは,
   「プライベート・ファイナンス・イニシアティブ」
の略で,日本語に訳したら,
   「民間資本の導入」
という意味になります。

 具体的には,公共施設の管理や運営を,民間企業が行う(自治体や利用者が代金を支払う)というものです。

 民営化することによって,民間活力が注入されて,悪しき官僚主義が排され,
    ヤスイ・ウマイ・スバラシイ!
となるはずのものでした。


 しかし,ナンデモ民営化したらいいわけではないのと同じように,PFIだって万能ではありません。

 日弁連は,PFIで運営している刑務所について,懸念と提言を示しています。
 (→こちらです
 たしかに「営利性」と「刑事処遇」って,なんとなくピンと来ませんよね。

 同じようにPFIがピンと来ない業種に「公立病院」があります。

 PFI方式の病院は,全国で12件あるそうですが,近江八幡市の総合医療センターは,PFI契約を解除したそうです。
 全国に先駆けて導入し,また,全国に先駆けて撤退するということです。

 理由として経営難が指摘されていますが,
もともと自治体の財政負担を減らすために民間に押し付けるのが目的だったのですから,
なるべくしてなった事態とも言えるかも知れません。

 ただ,そもそも,病院は
    「非営利」の活動を主目的としているので,
    民間の「営利性」と,
相容れない点があるのも無理はありません。

 神戸市立中央病院も,平成18年8月に一般入札で事業者を選定したところ,神戸製鋼・伊藤忠商事グループが落札したそうですが
(税込み1023億7815万円~なんと予定価格は1023億8000万円だそうです!),
他に入札者はありませんでした。

 全く競争原理が働かないまま,ほぼ最低入札価格で入札されたとのこと。

 それよりも,注目すべきは,入札時の提案内容の評価です。
 提案内容は600点満点でわずか274点という低水準だったとのこと。
 医療は,安ければいいというものではありません。
 いささか今後が心配です。

 弁護士は「在野」で,「民間」ではありますが,法律事務所の経営に民間資本の流入は認めていません。
 もし,法律事務所がPFI方式で運営されるとなったら,どんなふうになるでしょう?
 既に大都市部では,そういう雰囲気を感じる事務所もありますが・・・・
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